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「光科学の国際的な技術者を育てます」

  • 丸山正明

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2007年5月2日(水)

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 東京大学大学院理工系研究科などは、先端光科学に関する体系的な教育を行う「先端レーザー科学教育研究コンソーシアム」を2007年4月24日に設立した。設立責任者を務める山内薫教授(理学系研究科の附属超高速強光子場科学研究センター長)は、「レーザーなどの先端光科学は、現在の科学・技術体系の根幹となる学術領域に育っているのにもかかわらず、教育・研究体制がきちんとできていなかった。そこで、これを実現するコンソーシアムを設立した」と語る。

 先端レーザー科学教育研究コンソーシアムは、分野融合型の教育体制を目指す。具体的には、東大大学院の理学系研究科と工学系研究科が協力する理工連携体制に加えて、電気通信大学と慶応義塾大学など他の大学や、キヤノンや三菱電機などの企業も参加する産学連携による教育改革を行う。これによって、国際的に活躍できる光科学分野の研究者や開発者・技術者を育成し、日本が世界の牽引役を果たす陣容を整える。

 今年10月から大学院で「先端光科学」などの“パイロット講義”を始め、2008年度から正式に開講する計画だ。大学院で分野融合型の教育・研究体制を築く意味について、山内教授に聞いた。

――コンソーシアムを今回、設立した理由は。

図版

東大の山内薫教授。理学系研究科の附属超高速強光子場科学研究センター長を務める

山内 日本の大学や公的研究機関は、レーザーなどの光科学分野(Optical Science)で数々の優れた成果を上げ、国際的に高い評価を得ています。同時に、DVDやCDの読み出しに利用されている半導体レーザーなど、光科学の応用製品でも日本企業は優れた開発成果を生み出し、世界的に高い地位を確立しています。

 日本の大学・公的研究機関や企業が、今後も光科学分野で世界の牽引役を果たすためには、研究者や技術者の人材層を厚くすることが不可欠です。この人材育成を担うために、今回、コンソーシアムを設立しました。大学院修士課程の学生を対象に光科学を集中的に教育し、優れた人材を育成します。

――コンソーシアムに参加する大学や企業は。

山内 東大大学院の理学系研究科と工学系研究科が連携して参加します。加えて慶応義塾大学と電気通信大学、理化学研究所、日本原子力研究開発機構が参加します。企業ではキヤノン、三菱電機、浜松ホトニクス、アイシン精機の4社が既に参加を表明しています。さらに4社が参加する予定で、当初は合計8社になる見通しです。

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