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「モバゲー」に見るテレビとネットのミックス効果

買収しなくても、テレビはうまく使えます

  • 須田 伸

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2007年5月15日(火)

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 当連載の前回記事でバイラルマーケティング(Viral Marketing、ウィルスのように伝染する口コミマーケティング)を目的に制作されたネット動画CMが、本当に「バイラル」するのは容易な話ではない、というお話をしました。理由のひとつとして、テレビCMのように繰り返し視聴によって「だんだん耳に残っていく」「だんだん好きになる」という態度変容が期待できないからとも書きました。

 で、やはりネット動画よりも、テレビCMのほうがいいじゃないか、と感じられた方も多かったと思います。

 私の結論は、両者にはどちらも一長一短あって、向いている商品、向いているサービスがあり、「A or B」の二者択一で議論することにはあまり意味はないと思っています。

 現在ネット企業に在籍している私ですが、テレビCMは今でもスゴイ影響力があると思っていますし、現状のネット動画広告には難しい点も多々あると認識しています。ただ「テレビVSネット」のような対立概念でとらえてしまうことが、両者にとって不幸だと思います。

 そんなことを感じていたら、実際に対立概念でとらえずに、テレビCMをうまく使ってネットのサービスで成果をあげた事例が出てきました。

「モバゲー」テレビCM効果で登録者大幅増加

 10代を中心に人気の「モバゲー」(携帯電話向けゲームサイト&SNS)のテレビCMが、2月3月を中心に大量に放送されました。地下鉄の駅ホームで、銀色のド派手な服装のオバサマたちが踊るという、ヒジョーにインパクトのある作品でしたので、ご記憶の方も多いと思います。果たしてこのCMは成功だったのか? 

 運営会社であるディー・エヌ・エー(DeNA)が発表しているモバゲータウン会員数の推移を見ると、テレビCMが集中投下された2月と3月を、その前後の月と比べてみると、あきらかに大幅な増加を示しています。

 こちらの3ページ目で、会員数の推移を見ることができます。

 CM投入前月の1月の増加数が「40万人」だったのが、大量にCMが投下された2月と3月には「74万人」と「68万人」と大幅に増加、そしてCMが流れなくなった4月は「43万人」に落ち着いています。

 この数字は、CM大量投下の効果をはっきり示すデータと言えるでしょう。
 今回のテレビCMを中心にしたキャンペーンの成功に関して、DeNA南場智子社長が、ご自身のブログ「DNA of DeNA」の「モバゲーTVCM」というエントリーの中で、「今までにない投資額だったので、とにかくほっとした」と書かれています。

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