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コンペに応募してデザインを深く考えよう

  • 河岡 徳彦

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2007年6月20日(水)

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 カーデザイナーになるには、どのような道を歩めばいいのでしょうか? 以前はよく聞かれた質問ですが、最近はネット上の「よくある質問」を検索すれば簡単に回答を得られるからでしょうか、あまり聞かれることがなくなりました。

 けれども、ネット上で他人の体験談や成功話(もしくはデザイン学校の紹介)などを読んだところで、実感は得られないでしょう。学生と接していると、車のデザインに関心があり、ある程度のスケッチは描けるものの、「自信が持てない」という声をよく聞きます。そうした学生は、カーデザインの道へ歩み出す勇気、つまり背中を押してくれる何かを、現実の世界の中で求めているように思えます。

プロのモデラーと合作を作る

図版

日本カーモデラー協会が主催する「クレイモデルエキジビション」より。第1回目の入賞作。静岡文化芸術大学デザイン学部の学生とマツダのモデラーの合作

 背中を押して、カーデザインの道に飛び込ませてくれる「証し」のようなものはないのでしょうか? 1つのやり方は、コンペなどに作品を出品して、評価してもらうことです。例えば日本カーモデラー協会が主催する「クレイモデルエキジビション」というコンペがあります。まだ3回目と歴史の浅いコンペですが、カーデザイナーやモデラーを目指す学生にとっては力試しができるうえ、プロの仕事に接することもできる絶好のチャンスです。

 このコンペでは、例えば「スポーツカー」といったテーマが与えられ、まずエクステリアデザインのスケッチを応募します。スケッチを審査するのは自動車メーカーの現役のデザイン部長です。この審査に入賞すると、プロのクレイモデラーと一緒に自分のスケッチをクレイモデルで立体化する機会を得られます。

図版

「クレイモデルエキジビション」第2回の入賞作。学生とトヨタのモデラーとの合作

 クレイモデルを作ってくれるのは、高いスキルを持った、自動車メーカーのトップクラスのモデラーたちです。この体験は学校ではなかなか得られません。自分の考えたデザインとプロの技とが一体となって、1つのモデルを作り上げるのです。この「深い体験」は、この道で生きていく大きな自信となることでしょう。

 かつて米国ではゼネラル・モーターズ(GM)系のメーカーが、アマチュアを対象としたモデルカーコンテストを盛んに行っていました。中でもフィッシャー・ボディ・クラフトマンズ・ギルド(GM系列のボディーメーカー)やオペルが主催するモデルカーコンテストに入賞することは、カーデザイナーへの近道でした。実際に、GMのデザインディレクターだったチャック・ジョーダン氏(私の元上司です)など、多くの名デザイナーを輩出しております。

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