
緑豊かな木立ちの中、ゆったりおしゃべりを楽しむグーグラー(グーグル社員)たち(人物はピンボケでご勘弁を)
ウェブも広告も、ここを外しては未来は語れないGoogle(以下グーグル)。その社員食堂に行ってきた。以来、メールも検索も広告が微妙に私の食の好みにシンクロしているような気がする…気のせいだろうか。という使い古しの冗談はさておき早速ご報告!
グーグルの基礎

湾岸にあるわりには鬱蒼とした佇まい

グーグル本社・野外カフェテリア
グーグル本社はマウンテンビューの町から車で高速101号を渡ってすぐ。元海軍基地のNASAエイムズ・リサーチ・センターや企業のビルがポツリポツリあるだけなので、用のない人が踏み込む場所ではない。せっかく寄るのだから、誰でも知ってるグーグルの基礎をササッと復習しておこう。
まず、「Google」という社名だが、1に100個ゼロをつけた101桁の数「Googol」のミススペルであることはよく知られている。スタンフォード大の人が学内の人たちに聞いてまとめた解説によると、創業者コンビが1997年9月ごろ、研究室の仲間と社名をブレインストーミングした際、「Googolplexはどうか」とショーン・アンダーソン氏が提案し、ペイジ氏が乗り気になって、それを縮めたGoogolでドメインの有無を確認したが、たまたま端末の前にいたアンダーソン氏が間違えて打ったものがそのまま定着した。
これからお邪魔する“Google”本社は10のグーゴル乗「Googoleplex(グーゴルプレックス)」とコンプレックス(ビル群)を掛け合わせた造語で、通称「Googleplex(グーグルプレックス)」の名で呼び親しまれている。

「Googol(グーゴル):10の100乗、1にゼロ百個つけた数」
グーグルは創業者2人の研究室の仲間のミススペルから生まれた社名

「Googolplex(グーゴルプレックス):10のグーゴル乗」
グーグル本社は通称「グーグルプレックス」
自転車も電気スクーターも乗り放題

グーグル村

この犬もグーグラー? 会社は犬・猫OK
高速を越えて左折すると、急に三角のオレンジ色の旗を立てた、和風の前カゴ付き自転車にまたがる老若男女が目に飛び込んでくる。「この辺りからもう“グーグル村”ですね」とTechCrunch日本語版編集部の友だちA(以下“A”)。
自転車はヘルメット着用義務のうえで、社員・訪問者が敷地内の移動に自由に乗っていい。ただし敷地から一歩でも出ると、籠を積んだ日本の銀行員みたいな自転車は異様に目立つ。旗を立ててショアライン通りを市街目指して一目散に駆けてたらすぐ足がつきそうだ。鍵がついてないのも道理で、グーグル村から自転車をくすねることはアルカトラズ島から脱獄するごとき難業なのだろう。これだけ大量にビル入り口に乗り捨てられているのだから1台や2台楽勝で確保できると思いきや、「会議が終わったら1台も残ってなかった」なんてこともあるので油断がならない。
自転車以外には電動スクーターと、最大7人で円卓会議を開催しながら移動できるカンファレンスバイク(動画)もあって、急ぎの商談はビルからビルへとみんなでこれを漕ぎながら効率良くまとめられる…はずだが、先日「乗っておいでよ!」と誘われるまま飛び乗ったという社員のお友だちは、「いざ漕いでみると、右!左!でこぼこ!…と舵取りに忙しく、何一つ話し合いはできなかった」と語る。
創業当時はヒッピーの遺産ラバ・ランプと並んで、ウォズニアック氏お気に入りのセグウェイが同社キャンパスのシンボルだったが、セグウェイはいつの間にか姿を消していた。

充電中。「移動の途中で電池切れになるとやりきれない」(社員)

乗り放題。ただし会議が終わるまで残っている保証はない
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