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「“博士セミナー”で企業の研究開発の面白さを伝えます」

  • 丸山正明

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2007年9月21日(金)

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 日本有数の学会である日本化学会は「博士セミナー」と題する、少し風変わりなセミナーを2007年11月9~10日に東京都で、2008年1月25~26日に大阪市で開催する。このセミナーには、博士号を持つ高度専門職に日本のイノベーション創出の中核人材を担ってもらいたいというメッセージが含まれている。

 欧米では博士号を持つ若手研究者が研究開発部門の担い手として活躍している。博士号を持つ研究者人材が自分が気に入った企業や大学、公的研究機関などの研究開発拠点に就職を志願し、採用されれば研究開発に従事する。その研究開発現場で研究成果を上げられなければ、その研究開発拠点を去り、次の職場に移る。米国のベースボールのメジャーリーグに似ているプロ人材の人事システムである。

 日本では、ここまでの実力主義を採用していない。今後の日本のイノベーション創出の担い手をどのように考えるか、欧米のように実力主義を採用するのかなどを、博士セミナー企画担当者の府川伊三郎理事(旭化成顧問)に聞いた。

――博士セミナーではどんなメッセージを伝えるのですか。

図版

日本化学会の府川伊三郎理事。現在、旭化成の顧問。工学博士

府川 「博士セミナー」では、日本の大手化学系企業の中から、役員や研究所長、リサーチフェローなどの研究開発者の先輩が登壇し、大学院博士課程の学生などに、企業の研究開発部門の魅力を具体的に伝えます。

 参加できる学生は、大学院の化学系博士課程1年生と博士課程に進学する修士2年生です。東京と大阪の両会場ごとに参加者を50人ずつ公募しています。参加費は無料です。企業での研究開発のやりがいや楽しさを伝え、将来の博士号取得者に若手研究者の中核として日本企業に就職してもらい、日本の化学産業の研究開発能力を大幅に高めたいと考えています。

――一般的に博士課程の修了者はどこに就職するのですか。

府川 博士課程は元々、大学や公的研究機関の教員・研究者を養成するコースでした。このため、文部科学省が1990年代に大学院重点化などの施策によって、博士課程の学生定員を増やし、博士号取得者を大幅に増加させ、博士号を持つ研究者を多数、社会に送り出すという施策を取りました。通称「ポスドク1万人計画」と呼ばれている施策などです。この結果、大学院の博士課程を修了した博士号取得者が大幅に増えました。

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