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欧米4メディアトップが語るネットの未来(4)

「図書館機能」充実で新たな発展へ

  • 木瀬 武

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2007年10月4日(木)

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 雑誌のコンテンツをウェブ上に公開するビジネスモデルは、今や欧米経済誌の常識となった。だが、「電子版」の強化は、紙を殺しかねない両刃の剣でもある。実際、そういう危惧を口にする米国のメディア関係者は少なくない。紙とネットの共存共栄は果たして可能なのか。

 本サイト「日経ビジネスオンライン」編集長の川嶋諭がニューヨークで欧米を代表する4つの経済誌の電子版トップと会い、メディアの未来を本音で語り合った。オフレコで語り合った部分が多く、すべてをお伝えできないのは残念だが、CNNマネー、エコノミスト・ドット・コム、フォーブス・ドット・コム、ビジネスウィーク・オンラインの4メディアが描く経済誌の未来はそれぞれ大変興味深い。4回に分けて紹介する。第4回の今回はビジネスウィーク・オンラインのジョン・バーン編集主幹と同サイトの統括責任者であるロジャー・ニール上級副社長。

ビジネスウィーク・オンライン、ジョン・バーン編集主幹、ロジャー・ニール上級副社長
「紙と電子版、収益逆転は時間の問題」

 CNNマネーやフォーブス・ドット・コムに比べ派手さはないが、着実に電子版の拡充を進めているのがビジネスウィーク・オンラインだ。紙媒体に突きつけられた現実を直視し、数年後の紙とオンラインの収益逆転を予見する。

* * *

川嶋 ビジネスウィーク・オンラインはかなりの勢いで成長しているそうですね。まずはオンラインの現状からお聞かせください。

ビジネスウィーク・オンライン、ジョン・バーン編集主幹(左)、ロジャー・ニール上級副社長(右)

ビジネスウィーク・オンライン、ジョン・バーン編集主幹(左)、ロジャー・ニール上級副社長(右)

ニール トラフィック(読者がサイトを訪問した回数)は毎年約30%増の割合で推移しています。一方、収益の方もトラフィックを上回る伸びを示す年もあり、極めて順調に伸びていると言えるでしょう。

 ただ、さすがにこの勢いが今後もずっと続くとは思っていません。この先、何らかの画期的な改善がなされない限り、いずれはこれよりも低い増加率に落ち着いていくでしょう。

川嶋 しかし、いまだに30%もの成長を続けているというのは驚きでした。では、雑誌の状況はいかがですか。オンラインがこれだけ急成長していると、紙にそのシワ寄せが来る、との懸念があります。

バーン 米ビジネス誌の広告市場は2002年以降、1度だけ微増の年を挟んで、減少傾向にあります。ビジネス誌は成熟・衰退期にあり、成長余力はオンラインに限定されているとの認識がいよいよ強くなってきています。

 おっしゃる通り、オンラインの成長が紙媒体に一定の衝撃を与えるのは確かです。雑誌広告の減少がそのことを物語っています。オンラインが雑誌の収益を上回るのは時間の問題です。それは業界全体で言えることでしょう。ビジネスウィークでも必ず逆転現象が起こると思っています。

ニール 私たちの場合、恐らく3年以内に逆転することになるでしょう。

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