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「興行」を盛り上げれば、視聴率につながる

  • 深川 岳志

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2007年10月9日(火)

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糸井 重里氏

糸井 重里

コピーライター。東京糸井事務所代表。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
ジャック 坂崎氏

ジャック 坂崎

ジャパン・スポーツ・マーケティング株式会社代表取締役

前回から読む)

糸井 スポーツが、コンテンツとして魅力的かどうかという線を引くものは何でしょうね。

坂崎 あるものをそのまま放送するということであれば、誰でもできるんですね。あるものを、今の形でなくて、より魅力的で、より効果的なコンテンツにどう作っていくかということがキーだと思うんですよ。

 これは局が考えることもあるだろうし、それをサポートする企業の考えで、コンテンツを変えるということもできるでしょう。あるものをそのまま高い金額で買うんじゃなくて、あるものを企業のニーズ、我々のニーズに作り上げていく。それが今後の優良コンテンツになっていく。

「もうだめだ!」が視聴率を呼ぶ

糸井 最近、つくづく感心するのは、昔は暗いスポーツの典型みたいに語られていた卓球が、テレビでやっていると結構、見ちゃったりするんですね。愛ちゃんのおかげもあると思いますけど、ああいうふうに若いスターが出るということも、コンテンツ化するにはいいことですよね。

坂崎 日本は、世界に通用する、世界で何か話題をつくるような選手が出てくると、国を挙げて応援するんですね。だからワールドカップとか、世界選手権とか、世界と付くものに非常に乗りやすい。バレーボールなんかは、世界何とかいうのがしょっちゅうありますよね。

糸井 ありますね。

坂崎 各局が世界、ワールド何とかとやっていますけど、日本はレベル的には集まった中では下の方でしょう。しかし、これは作り方によっては非常にいいコンテンツになる。弱いチームと先にやらせて勝たせておいて、最後にぼろ負けする…んですけど、一応、局としては優良コンテンツとしてやっているわけですね。

糸井 見ちゃいますよね、やっていればね。

坂崎 見ますでしょう。

糸井 前に僕、一素人として感心したことがあるんですけど、前回のドイツのワールドカップに出られるか、出られないかという、予選。いろいろな仕組みがあるじゃないですか。あれで「もう日本はだめだ、もうだめだ」と3回ぐらい言って、でも出ましたよね。

坂崎 あれは……

糸井 あれはすごいですね。

坂崎 あれは何もないんですよ。

糸井 何かやっているんでしょう。

シナリオにはまらないから見てしまう

坂崎 いやいや、あれは我々がマーケティングをやっていましたので知っていますが、組み合わせとか、まるっきり何も仕込みはないです。たまたま日本がそういう奇跡的な勝ち方をしたりとかが、ずっと続いていたんです。

糸井 そうなんですか。

坂崎 だから視聴率がうなぎ上り。

糸井 「ここで負けたらもうだめだ、でも、あり得ないような可能性でその次があるんだけどね」みたいなことを言っていて、ちゃんと負けて、次にあり得ない可能性で勝つ。

坂崎 誰かがシナリオを書いているようにうまくいったものですが、これが面白いんです。初めてアジアのワールドカップ予選をやったときには、日本には主要キー民放局、5局ありますよね。試合が5試合あったんですよ。まず最初にTBSさんとか、日テレさんとか、フジテレビ、テレ朝とずっといったんです。最後の試合は決まっていて、どうせ面白くないだろうからと、申し訳ないけどテレビ東京さんにいったんですよ。ところが、この試合が最後の、これに勝てばということで。

糸井 出番が回ってきた。

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