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2007年10月11日(木)

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糸井 重里氏

糸井 重里

コピーライター。東京糸井事務所代表。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
ジャック 坂崎氏

ジャック 坂崎

ジャパン・スポーツ・マーケティング株式会社代表取締役

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糸井 優良なコンテンツがたくさん生まれるということは、それを見たい人の時間の使い方まで変えるし、人が何を考えたり、何を大事にしているかということまで全部に影響しますよね。

坂崎 本当に私は素晴らしいビジネスを、この三十数年間やらせていただいてラッキーだと思っています。たまたまそういうビジネスがその辺にあったと。

糸井 たまたまですか。

坂崎 たまたまです。これをやってなかったら、たぶん今ごろどこかのオフィスで線を引いていますよ、建築事務所で。大学では建築をやっていましたから。

糸井 今は、スポーツのコンテンツとしての市場は、飽和状態に近い状態になっているんですか。それとも、まだまだコンテンツが欲しい人はいるという感じなんですか。

コンテンツとしてのスポーツはまだまだ売り手市場

坂崎 コンテンツが欲しい人はまだたくさんいると思うんですね。

 問題はいくら出せるか。これはメディアもそうですけど、スポンサーもそうですね。何かやりたい、と100万円出せるところもあれば、300億円出せるところもある、その中間もある。

 常時いろいろな人と話をしながら、ニーズを聞き出して、それに合った、その企業に合ったスポーツのコンテンツをつくっていくのが我々の今からの仕事です。

糸井 これは僕の個人的な思いなんですけど、どうしてもスポーツというのは、競技性のあるものばかりが取り上げられますよね。それから新体操などの採点物が入ったり、これから採点物って増えていく可能性があるんでしょうか。

坂崎 個人的にはあまり好きじゃないですね。

糸井 好きじゃないですか。

坂崎 やっぱり一人一人、見ているところは違うと思うんですね。これはミスユニバースなどのビューティーコンテストもそうですけど、やっぱり皆さんの好みが違うじゃないですか。新体操とか、シンクロナイズドスイミングも、足が真っすぐ伸びていたとか、我々素人が見ていてもなかなか分からないでしょう。それでたまたまこっちの方が得点が多かった、と。そうすると見ている方は納得がいかないですよね。

糸井 誰が見ても納得できるようなもののほうがお好きだと。

坂崎 一番早くゴールしたとか、レスリングとか、柔道とかなら相手を投げ飛ばすとか、それから得点、これは分かりやすいですよね。だから、採点物というのはスポーツとして難しいんじゃないかと思うんですね。

糸井 競わないスポーツというのがきっと世の中にいっぱいあるから、そっちに行けばまだ(コンテンツ化できるものが)余っているのかなと思っていたんですけど。

坂崎 それはそれで、ちゃんと今まで何十年間続いているスポーツもありますし、今後も続くと思うんですね。そういうスポーツをサポートしたいという企業もあると思うんです。

スポンサーによって、向いているスポーツは異なる

糸井 そういうスポーツとの関わり方が、向いている企業もあるわけですね。

坂崎 そうです。大きなイベントよりもグラウンドで子供たちのクリニックをやったり、環境問題に優しい企画を提案して回った方がいいとか、企業によって全部ニーズが違うんですね。だから、我々の仕事は、個々のニーズにどう応えるか。応えるにはある程度、一般的な常識、スポーツにおけるインフォメーションを持っておかなきゃいけない。それを持っていることによっていろいろなことに応えられる。

糸井 そうすると、逆にニーズから新しくスポーツを考え出すなんていうこともあり得るかもしれない。

坂崎 今までやってきたイベント、マーケティングというのは、あるスポーツが低迷していて、お客さんも入らない、放送もなくなっているというものを、ちょっとルールを変えるとか、ちょっとフォーマットを変えるとか、そういうことで復活させたイベントってたくさんあるんです、我々がやった中で。

糸井 「再編集」したわけですね。

坂崎 というのは、スポーツは、実はもう限られているんですよ。新しいスポーツを生み出すとか、つくり出すというのはほとんどあり得ないです。だから、あるものをどう魅力的にするか。それが今からの我々の仕事だと思っています。

糸井 どうすれば人気が出るかというのは、分かりますか。

坂崎 まず基本的に、世の中は循環するのでいいときもあれば、悪いときもある。今のサッカーを見てくださいよ。前回のワールドカップまでは、6万人、必ずスタジアムがいっぱいになっていたんです。それがこの前の日本代表の試合なんて4万人も入ってないんですね。それは何なんだ。たった2年間の間に、視聴率も30%取っていたのが15%と半分になっている。なぜそうなったのか、それは誰も分からない。

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