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「ソーシャル・グラフ」で本格的な「ソーシャル・ウェブ」時代

  • 渡辺 弘美

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2007年10月11日(木)

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 「あの人は知り合い」と言われても人と人との間には様々な関係がある。家族、会社の同僚、サークル仲間、同級生、仕事上の関係など、その1つひとつをとっても更に細分化された関係がある。人は人と多様な関係を持ち、それぞれの関係性の中で異なる行動をとっている。

 ネットワーク上で社会的な関係の構築を実現するのが、米マイスペース(MySpace)、フェースブック(Facebook)などの伝統的なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であった。「であった」と過去形で表現するのは、米ネット業界で異変が起きているからだ。米ビジネスウィーク(オンライン版)は、2007年9月に「増殖するソーシャル・ウェブ(Scaling the Social Web)」について特集記事を掲載している。

 米国では、伝統的なSNSのサイトに行かなくても、いつも利用しているサイト自体がソーシャルな機能を有するようになり、ユーザーは自分のアイデンティティを作成し、共通の関心を持つ他のユーザーとコンタクトし、コンテンツを共有できるようになり始めたという。

 例えば、米大手メディアのヴァイアコム(Viacom)が所有する音楽チャンネルMTVは、9月20日に専用コミュニティサイト(think.MTV.com)を立ち上げた。米ヤフー(Yahoo)も9月から招待制のコミュニティサイト(Y! Mash)を開始、米プレイボーイ・エンタープライズも、学生向けのソーシャル・サイト(PlayboyU)をローンチした。

 ニュース共有サイトのディグ(Digg)も、内輪の友人の間だけで特定の記事をシェアすることができるなどのソーシャルな機能を強化すると発表した。また、米大手ショッピングサイトのイーベイ(eBay)も、イーベイ・ネイバフッド(eBay Neighborhoods)というサービスを開始し、コインコレクターなど特定の商品に関心あるユーザーを結ぶソーシャル・ウェブの機能を強化した。

 このように多くのサイトがソーシャル・ウェブ化した背景には、SNS作成サイトのニン(Ning)の存在がある。ニンの共同創業者には、ネットスケープのマーク・アンドリューセンも名を連ねる。ニンを使えば、家族5人で写真を共有する仕組みを構築できるだけでなく、PlayboyUのような大多数のユーザーが利用する本格的なソーシャル・ウェブの構築までが可能だ。現在では、10万以上のサイトがニンを利用しているという。

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