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「ネタ振り上手」になるコツは?

  • 須田 伸

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2007年10月30日(火)

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 今週は、私が現在携わるWebをつかったPRの話をしようと思います。「クチコミ番付(※閲覧にはアメーバ会員になる必要があります。無料です)」というサービスです。

 クチコミ番付は、アメーバブログ・ユーザーが「今日、ブログ書きたいけど、書くネタがないなぁ」という時に「こんな話題について書くのは如何ですか?」と「ブログネタ」を提案するサービスです。

 強制ではなく、あくまで「提案」ですから、そのネタで、書く、書かない、の選択は完全にブロガーひとりひとりにゆだねられています。

 それは、いわゆるテレビ・新聞・雑誌といったマスメディアに対する、広報の「ネタふり」となんら変わりません。

 ブロガーもまた、1人の記者であり、デスクであり、編集長であり、その意思決定を強制することはできませんし、我々もしようとは考えていません。

 またクチコミ番付は、企業広報のツールとしても活用されています。依頼を受けて我々は広報エージェントとして、ブロガーにその企業の商品やサービスを「ブログのネタ振り」の形で提案するわけです。

ブロガーを「アーティスト」と捉えて導く

 クチコミ番付では、毎週10から20の「ブログネタ」をアメーバブログユーザーに提供しています。

 ブログは、ネタ会議で決めていきます。

 現在受付中のネタからいくつか紹介すると、

ネタ会議

「取りたい資格・検定」
「異性として意識したアニメキャラ」
「キレない方法」
「おせち料理は作る派?買う派?」
「オススメの映画は?~クチコミ映画祭開催中! ~」
「働いてみたい会社」

 などを展開中です。

 ブロガーは、ブログに書くネタがない時などに、こうした我々が提案する「ブログネタ」の中から「これなら書きたい!」と思うものを選んで書くわけです。

 当然のことながら、ブロガーを書きたい気持ちにさせるための仕掛けづくりが非常に大切になります。

 「あ、これは自分に関係がある話だな」「このお題なら、自分のこんな体験、こんな内面を出せるな」とブロガーに感じてもらう、つまり記事を書かせる「トリガー」をつくるわけです。

 たとえ話にしてみましょう。歌手、彫刻家、作家といったアーティストがいます。それに場所や資金などを提供する人がいます。プロデューサーやパトロンです。

 我々が意識しているのは、ブロガーが「アーティスト」であるならば、我々は「アーティスト」のポテンシャルを引き出す「プロデューサー」であるということです。

 注意していただきたいのは、「プロデューサー」であり、「パトロン」ではない、ということです。

 パトロンは経済的にアーティストを支えて、「表現したいものを表現してください」というスタンスです。

 プロデューサーの場合は、(資金を調達するため、という理由もあって)「何でも自由に書いて欲しい」ではなく、なんとなくの「書いてほしい絵」のイメージは持っているわけです。

 しかし、優秀なプロデューサーは、「青い空をバックにした丘の上の白い家とその前に立つ女性を描いてくれ」とは、アーティストに言いません。

 それでは自由な表現になりませんし、人々の心を打つ作品は生まれず、結局、経済活動としての投資効果を悪化させることになるからです。

リアリティのあるネタ振りを意識

 「自由に書いてくださいね」といいながら、「ヒント」をいくつかあわせて提案して、結果、アーティストとしてのブロガーの、内在するクリエイティビティをフルに発揮してもらいながら、自分たちが望む方向での結果を得る。

 これがブロガーを活用してのPRマーケティングにおける「ネタフリ」の役目になります。

 クチコミ番付のライティングに私が参加するようになったのはちょうど3カ月ほど前からです。手前味噌で恐縮ですが、私が参加するようになってから、ブログの投稿件数は大幅に伸びました。ネタ決めとライティングだけがすべての要因ではありませんので参考値ですが、約3倍になりました。

 これは、「自分が表現しやすいネタ振りって何だろう?」と、徹底的に「表現するサイド」の立場になって、ブロガーの表現欲を刺激する、リアリティあるネタふりをしているからだと思います。

 そこで「ネタ選び」と同時に大切なのは「ライティング」のディテイールになります。
 例えば「キレない方法」というブログネタでは、以下のライティングをしています。

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