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診療所開業に高齢化の兆し、時代は「オーバー55開業」

2008年、どうなる日本の医療【第2回】

  • 千田 敏之

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2008年1月10日(木)

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 医師が診療所を開業するのは、30代、40代が中心だったが、ここに来て55歳以上の診療所開業が目立つようになってきた。

 55歳以上の開業増加の背景には、この世代の医師数、就労意識の変化など様々な要因がある。新たなキャリアパスとして確立すれば、地域の医療提供体制 を変える可能性すら秘めている。

少しでも長く、第一線で働きたい

 勤務医の定年後の再就職先として思い浮かぶのは、病院の非常勤職、健診医、老人保健施設の施設長など。だが、医療コンサルタントで宗和メディカルオ フィス代表の原田宗記氏は、「最近、50歳代後半から60歳代の定年前後の勤務医が、従来型の再就職先を選ばず、開業に踏み切るケースが増えている」と 語る。

 勤務医として十分なキャリアを積み、診療技術などを磨いてから50歳代後半以降に診療所を開業する──。このような開業スタイルを、『日経メディカル』では 「オーバー55開業」と呼ぶことにした。

 オーバー55開業が目立つようになった理由として考えられるのが、この世代の医師数の多さ。直近の年齢別医師数をみてみると59~61歳に当たるいわ ゆる団塊世代に1つの山がある。

 ただ、理由はそれだけではない。この世代の医師たちの就労意識も少なからず影響している。

 病院の非常勤医でも外来は続けられるが、長く働ける保証はない。非常勤だと手がけられる診療の内容も限られてくる。第一線の診療に少しでも長く携わりたい、磨き上げた診療技術を誰への気兼ねもなく発揮したいと考える医師たちが、開業に踏み切っているのだ。

ゆとりを生かし理想の診療

 また、今のオーバー55世代は、厳しい労働環境の中で長く勤務医を続けてきただけに、自由な時間を得て、これまでできなかったことに取り組みたいとの 思いも強いようだ。

 58歳で長谷川内科・循環器科医院(さいたま市大宮区)を開業した長谷川武志氏は、「時間にゆとりを持って患者の話を聞き、相談に乗りたいと思っていた。開業してようやくそれができるようになった」と語る。

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