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プロの芸がうますぎると、素人は舞台にあがれない。

  • 須田 伸(スダシン)

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2008年3月11日(火)

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 前回、前々回と、「プーペガール」「100 Crush T-Shirts」のように、自社のサービスや企画の紹介が続いてしまったので、一部の読者の方から「また宣伝ですか」という声を編集部に頂戴しているようです。

 もちろん、宣伝の場、としてこのコラムを考えているわけではありません。

 誰もが情報発信者たりえる、いわゆる「Web2.0時代」の中の、広告コミュニケーションに関係のありそうな事例と、そこから見立てることができそうなこれからの方向性を、このコラムでは書いているつもりです。

 ですから、ハンドボールの「中東の笛」がニュースになったときは「今週はこれを材料にしてWeb2.0広告を考えてみよう」と思いましたし、たまたま自社の「プーペガール」の人気ぶりに「なんで参加している女性たちは、これほどこのサービスにハマるのだろう?」という疑問を持ったので、自分でも使ってみて、さらに社内関係者に取材して自分が納得した様を記事として書きました。

 読者の方にメリットになりそうなニュースを持たないサービスをことさらプロモーション目的で取り上げることはこれまでもしたことがありませんし、今後もするつもりはありません。ただ、自分が企画者だったりするサービスの方向が、連載のテーマと合致している場合には、既に他のネット上を含めたさまざまなニュースに載っていない「現場だけの話」を書くことができるわけで、それはきっと読者の方にも価値があるだろうと思ってやっております。

 常にこの意識をしっかり持っていないと、読者の方の関心を無視して、自分たちのサービスや考え方を押し付けることになりかねませんから、気をつけていこうと思っております。今回ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 前置きが長くなりましたが今週も「Web2.0(笑)の広告学」、始めさせていただきたいと思います。

「ブリーフ派」、「オバマさん」に次ぐ得票

 惜しくも「オバマさん」には届きませんでしたが「ブリーフ派」が、善戦しました。といっても、もちろんアメリカ大統領選挙の話ではございません。ブログで語られているホットトピックをランキング表示するサービス、「kizasi」での話ですが。

 3月6日の「8位」と「9位」の部分を拡大するとこうなります。

3月6日のホットトピックをランキング、「8位」と「9位」

 ブログ上で急に「ブリーフ派」という言葉が登場するようになった理由は、アメーバの人気サービス「クチコミ番付(関連記事はこちら)」が原因です。3月5日に配信したブログネタのなかの1つ「あなたは、ブリーフ派?トランクス派? 」をテーマに、ブログ記事がたくさん書かれたために、いきなりベスト10に、とりたててマスコミに取り上げられたわけでもないのに、「ブリーフ派」という言葉がランクインしたわけです。

 クチコミ番付に参加して書かれたブログ記事の数を「月間投稿数」と呼んでいるのですが、昨年4月に月間で2600件程度だったブログ記事投稿数が、1年もたたない先月2月には16万件超にまで成長しています。

「クチコミ番付」
月間投稿数推移
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
2,643 8,527 8,542 14,930 14,818 20,820 36,730 76,316 89,265 102,753 163,494
  322.6% 100.2% 174.8% 99.2% 140.5% 176.4% 207.8% 117.0% 115.1% 159.1%
「クチコミ番付」 月間投稿数推移

 クチコミ番付運営スタッフでは、毎週編集会議を開催しおよそ12個のブログネタを決めて配信しているのですが、たくさんのブログ記事の投稿を集めるものと、そうでないものに分かれます。もちろん、中には、意図的に「そんなにブログ記事は書いてもらえなくても、テーマについて考えてもらう機会になればそれでいい」といった「割り切り」で、ネタを決める場合もありますが、通常はより多くのブロガーにより多くの楽しいブログ記事を書いてもらうにはどうすればいいか、頭をひねって考えています。

 そして決めたネタに対して、丁寧なライティングで、ブロガーの書くモチベーションをあげそうな文章を書くのですが、これがなかなか難しいのです。

上手すぎると、参加者が減る

 1つ発見したのは、「ネタフリ」の文章が読み物として完成度が高すぎると、かえってそのテーマでブログ記事が書かれない、ということです。どうやら「例えば」の話が上手すぎると、そんなレベルを超えられないや、という気持ちにさせてしまうようなのです。

 「身の回りのビックリ名言集を教えて!」は、その良い例なので紹介します。

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松﨑 曉 良品計画社長