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2010年までのデジカメ市場を予測する

日本のモノ作りの強さの象徴

2008年4月17日(木)

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 エレクトロニクス関連製品の世界市場で日本メーカーのシェアが最も高いのは――。テレビ? オーディオ機器? 答はデジタル・スチル・カメラ(デジカメ)やビデオ・カメラなどの「撮像機器」である。

 電子情報技術産業協会(JEITA)が2007年12月に発表した「電子情報産業の世界生産見通し」によると、2007年の世界の撮像機器生産額に占める日系企業のシェアは86%と圧倒的だ。2番目にシェアが高いのはカーナビ、カーオーディオなどの車載AV機器で59%。テレビは39%、パソコンに至ってはわずか7%に過ぎない。

二桁成長が続き、2007年は世界で1億2540万台に

●国内メーカーのデジタル・スチル・カメラ世界出荷台数予測(2006年~2007年実績、2008年~2010年予測)出所:カメラ映像機器工業会(CIPA)、(2008年1月)

●国内メーカーのデジタル・スチル・カメラ世界出荷台数予測(2006年~2007年実績、2008年~2010年予測)出所:カメラ映像機器工業会(CIPA)、(2008年1月)

 デジカメの普及機が市場に登場したのが1995年。それからデジカメは数量ベースで二桁成長を続けており、常に日本メーカーが世界をリードし続けてきた。

 2007年の世界のデジカメ市場は年初の予測を大幅に上回って好調だった。カメラ映像機器工業会(CIPA)では、国内デジカメ・メーカーの世界出荷台数(*1)を年初は一桁成長と見ていたが、結果は前年の成長率さえ上回る27.1%増と大きく伸びて、1億台を突破した。

 また、『日経マーケット・アクセス』の調査による2007年の世界のデジカメ生産台数は1億2540万台、対前年比27.9%増とほぼ同じ成長率だった。高画素化に加えて、手ブレ補正や高感度化、顔認識などの機能が充実し、欧米や日本で買い替え需要を喚起した。さらに新興国でも新規需要が伸びた。

●デジタル・スチル・カメラの世界生産台数推移(1998年~2007年実績、2008年予測)

●デジタル・スチル・カメラの世界生産台数推移(1998年~2007年実績、2008年予測)

(*1) カメラ映像機器工業会(CIPA)の出荷統計に参加するデジタル・スチル・カメラ(デジカメ)・メーカーのデータ。なお、2008年1月から米Eastman Kodakが加わった。

2008年以降、市場の伸びは緩やかに低下

 2007年は前年の成長率を上回るほど好調だった世界のデジカメ市場だが、2008年からは成長率が下がっていくというのが業界関係者の一致した見方だ。「買い替え需要も一段落し、需要を大きく喚起できるような新機能が見当たらない」(デジカメ・メーカーの商品企画担当)。

 一眼レフ型デジカメは依然高成長が続くが、デジカメ市場全体の台数構成比から見れば1割にも満たない。今後も様々な技術開発は進むが、成長率を大きく引き上げるほどの技術はまだ見えていない。

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