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携帯オーディオ、パソコンへ需要が急増するフラッシュ・メモリー

2012年のNAND型フラッシュは32Gビット品が34億個

2008年4月18日(金)

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 NAND型フラッシュ・メモリーの需要が急増している。NAND型フラッシュ・メモリーと言ってもピンと来ない読者も、デジタル・スチル・カメラ(デジカメ)の画像を記録するメモリー・カードと言えば納得いくのではないだろうか。そのカードの中身がNAND型フラッシュ・メモリーだ。

 2000年にメモリー・カード1枚の容量は8Mバイトが主流だったが、2007年には1Gバイトが主流になった。すなわちカード容量は100倍以上に拡大したことになる。読者の家でも、壊れたわけでもないのに使わずに転がっている小容量のカードがいくつかあるのではないだろうか。

 どんどんカードの容量が増加するので、既にカードを持っていても、より便利な大容量カードを購入するユーザーが増えている。大容量になれば残りの容量を気にせずに、いくらでも撮影できる。そうなると前のカードはもう必要なくなってしまう。こうしてカードの買い替え需要は急速に拡大している。

 カード以外にもNAND型フラッシュ・メモリーの需要を膨らませているものがある。米Apple社の「iPod」である。音楽などの記録にNAND型フラッシュ・メモリーを搭載している。ハード・ディスク装置(HDD)を搭載するモデルもあるが、NAND型フラッシュ・メモリーの容量がどんどん拡大するため、NAND型フラッシュ・メモリー搭載機がシェアを上げている。

 その他にもUSBスティックや携帯電話機向けでNAND型フラッシュ・メモリー需要が増える一方だ。そして、今後はパソコン向けでもNAND型フラッシュ・メモリーの需要が増えそうだ。

2012年の最大用途はパソコン

 日経マーケット・アクセスでは、NAND型フラッシュ・メモリーを搭載する機器とそこに搭載される容量を推定することで、2012年までのNAND型フラッシュ・メモリー需要を試算した。その結果、2012年には、32Gビット(4Gバイト)品の需要が約34億個で最も多い(図1)。ビット換算した全体需要では、2007年の10倍超に増大する。

 その内訳は、2008年と2012年では大きく変わる(図2)。2008年はメモリー・カード向けが最も多く約48%、続いて携帯オーディオ向けが21%。しかし、2012年にはパソコン向けが61%で最大用途になる。世界全体のパソコン生産台数のうち約28%がNAND型フラッシュ・メモリーを搭載すると仮定した。

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「携帯オーディオ、パソコンへ需要が急増するフラッシュ・メモリー」の著者

菊池 珠夫

菊池 珠夫(きくち・たまお)

日経BP CTI主任研究員

日経BPクリーンテック研究所が実施してきたスマートシティ・プロジェクトやスマートハウス・ビル調査に従事。韓国、米国、中国など幅広い地域のスマートシティの調査実績がある。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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