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外資系企業に就職した卒業生からのメール

濃密な人材育成戦略プログラムの内容とは…

  • 宮田 秀明

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2008年5月2日(金)

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 卒業生のN君からメールが届いた。米国系のある有名企業にこの春入社したばかりの新入社員だ。

 「入社後1週間は研修でしたが、先週の火曜日よりFinancial Management Programの1stローテーション先として、○○社に赴任しています。○○社では来年の1月末まで働き、その後は半年ごとに他のグループ会社をローテーションして再来年の7月末までの2年間で計4カ所の会社を回り、プログラムを終了することになります」

 「僕は○○社のFinanceのなかのControllershipチームの一員として働いています。と言えば、なんだかカッコいいですが、経理の中でいちばん経理経理、簿記簿記している、経理部の王道のようなところで働いています。でも、Financeの基礎を身につけるにはとても恵まれた良い環境のようです。チャレンジすれば何でもできるような環境なので、まずはFinanceの基本を学び、毎日の業務をいち早くこなせるようになり、その後は業務改善などプロジェクト的なことを自主的に少しずつ行っていけたらと思っています」

 「とりあえず、今のところ仕事はとても楽しくやっています!(研究室で鍛えられたExcelやPowerPoint、データベースに関するSkillがものすごく役立っています! 次はプロジェクト思考を発揮したいです!)」

 「ちなみに今のプログラムではFinanceスキルの育成以外に、リーダーシップ育成を目的としており、その一環として、世界各国の○○社のリーダーの方たちに会って話すことができる機会が頻繁に与えられます。なので、日常業務以外の面でもとても刺激的です! 今日も、○○社のCFOの方とのRoundtableがありました。ただ、英語はなかなかきついです。しばらくは仕事で忙しそうですが、少し慣れましたら、そのうち研究室にも皆で顔を出したいと思っています! それでは失礼いたします!」

就職先として、なぜ外資系企業が人気なのか

 最近の悩みは、私たちの研究室から社会へ巣立っていく学生の就職先の半分が外資系企業になってしまっていることだ。学生時代に鍛えられた、優秀でコンピテンシーの高い学生ほどその傾向が強い。N君も典型的な1人だ。

 彼らが外資系企業を選ぶ理由を集約すると、次の2つになる。

 (1) 入社後5年程度の期間に、やりがいのある仕事を任されてスキルアップできる。つまり成長の機会を与えられることが保証されている。

 (2) 給与が高い。

コメント23件コメント/レビュー

外資系0日本企業を3社ほど経験してきた私ですが、少なくとも日本企業は薦めません。外資系なら大丈夫かどうかはわかりませんが。(2008/05/09)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

外資系0日本企業を3社ほど経験してきた私ですが、少なくとも日本企業は薦めません。外資系なら大丈夫かどうかはわかりませんが。(2008/05/09)

内部事情を知る者として、興味を持って読みました。恐らくそのFMPを持つ外資系企業は、私がまもなく卒業(あえてこう呼びます)する会社だから、です。その卒業生の方の選択は賢明だったと思います。また、あまり心配しなくて大丈夫かと思いますよ。なぜ賢明なのかというと、その会社は人材としてあるべき姿とその為の教育は明確に定義されていて、才能や可能性のある人には数年のうちに日本企業では考えられないほどの教育機会とポジションを与えられるからです。結果として、数年で安定した日本企業とは明らかに違う対応力が身につきます。特に若い方ほど差が出ると思っています。 また、心配しなくていい理由は、私の想像するその会社は一方で『人材創出(輩出)企業』とも呼ばれていて、私もそうであるように卒業後日本企業を含む他の会社で更に機会を得ることができるからです。実際に腕に自信のある多くの人が転職していきます。つまり、本人の可能性を若いうちに実際の能力に変える最短距離であり、身に着けた能力を発揮する機会の選択肢は更に増えると思うのですね。あとは、力を発揮する場を選ぶのは本人次第ですが。私も経営学修士取得後、この会社でさらに他では得がたい学習の機会を得て、次に日本の製造業で働きます。この選択は、そろそろ自分の体得してきたものとこれからの労力を実体経済と社会に還元したいから。日本の企業もグローバル化していて、国内企業での働きがどこの国の経済に貢献するのか複雑になってきていますが、企業人として少なくとも日本と世界の問題を解決する役割を果たして生きたいと思っています。拝見するに『“スケールが小さくて元気がない”のは重厚長大産業であり、エレクトロニクス・情報システム産業かもしれない』のはほぼその通り、もう少し具体的に言うと、産業というよりその産業の保守的な組織体質、つまり人。(2008/05/08)

日本企業は団塊の世代以上のサラリーマンにとっては働きやすいが、新卒には魅力がないということでしょう。重厚長大産業ほど内部組織の変革が行われておらず、時代遅れの恐竜となっているのです。それでも一流と言われる日本企業は内外からの批判もあり、一部であるにせよ変革はすすんでいますが、ワンマンの老人社長が君臨している会社では、社長の老衰とともに企業も痴呆がすすんでいます。その点は外資でも同じようです。(2008/05/08)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長