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taspoによる成人認証は普及するか

  • 田中 大輔

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2008年5月15日(木)

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 2008年3月1日、鹿児島県と宮崎県で、taspo(タスポ)の運用が開始された。タスポは、自動販売機でたばこを購入する際に、新たに必要となる非接触ICカードである。

 日本たばこ協会に申請することにより、成人にのみ発行される。タスポは、2008年7月までに、全国で稼働される計画となっており、以降は、タバコを購入する際には、成人識別たばこ自動販売機にこのカードをかざすことにより、認証をしてからたばこを購入することになる。

 しかし、その運用も含め、しくみの不備も指摘されている。タスポの利用は広がるのであろうか。また、その先にどのような可能性があるのだろうか。

たばこの販売本数は減少中

 日本自動販売機工業会の統計では、たばこ自動販売機での販売金額は、2001年をピークに減少しており、ここ数年はその減少率が拡大している(図表)。そもそも、たばこの販売本数自体が、ここ10年間、減少の一途をたどっている(図表)。

図表 たばこ自動販売機でのたばこの販売金額

図表 たばこ自動販売機でのたばこの販売金額
出所)日本自動販売機工業会

図表 たばこの販売本数と販売金額の推移

図表 たばこの販売本数と販売金額の推移
出所)日本たばこ協会

 日本たばこ協会によれば、1996年度は3483億本を販売していたのが、2007年度は2585億本となり、平均で毎年2.7%ずつ減少している(図表)。

 また、JTの調査では、2001年に3300万人いた喫煙者が、2007年には2700万人にまで減少しており、年3.4%ずつ減少したことになる(図表)。

図表 喫煙者数の推移

図表 喫煙者数の推移
注)2006年度以降、調査方法が変更されている
出所)日本たばこ産業

 たばこの販売本数も、2001年度以降の減少率は3.5%となっており、喫煙者の減少がたばこ販売本数の減少にほぼ直結していると考えられる。たばこ自動販売機気での販売金額の減少も、この影響を受けたものといえるだろう。

コメント1件コメント/レビュー

taspoの貸し借りが容易にできてしまう理由で、貸し出しが容易な「暗証番号」を例にですのは相応しくない。貸すのが容易でない生体認証等を本人認証の一例と揚げるべき。暗証番号で防げるのは盗難・紛失による不正使用だが、これは使用停止の仕組みが一応あります。全体的に現状の運用に穴がありすぎで意味がないとい論調はそのとおりだと思います。(2008/05/20)

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taspoの貸し借りが容易にできてしまう理由で、貸し出しが容易な「暗証番号」を例にですのは相応しくない。貸すのが容易でない生体認証等を本人認証の一例と揚げるべき。暗証番号で防げるのは盗難・紛失による不正使用だが、これは使用停止の仕組みが一応あります。全体的に現状の運用に穴がありすぎで意味がないとい論調はそのとおりだと思います。(2008/05/20)

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