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「負の遺産」を一掃して巻き返しにかける新生スター・チャンネル

2008年7月23日(水)

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 衛星放送やケーブルテレビ(CATV)の洋画専門チャンネルを運営するスター・チャンネルが、経営再建を目的とした会社分割を行い、2008年8月1日から新スター・チャンネルとして業務を行うことになった。

 現在のスター・チャンネルを、財務を継承する会社と放送事業を継承する会社に分割し、前者は約240億円に上る累積損失を引き継ぎ、最終的に清算する。後者は現在のスター・チャンネルから放送事業を引き継ぎ、新スター・チャンネルとして再スタートする。

 新スター・チャンネルには、現在のスター・チャンネルの中核株主である東北新社と伊藤忠商事、ソニー、米News Corporation日本法人の4社が均等に出資する予定である。これらの4社が新スター・チャンネルの経営責任を負うことになるが、社長には東北新社出身の木田由紀夫氏の就任が内定している。また、営業や番組編成などの責任者も東北新社の出身者で固める予定であり、業務の執行責任は東北新社が負う形になりそうだ。

 スター・チャンネルがこの時期に経営再建に乗り出した背景の1つに、2011年7月以降の東経110度衛星放送(BSデジタル放送と東経110度CS放送)への参入問題がある。同社は現在、BSデジタル放送で1チャンネルのHDTV(ハイビジョン)放送を行っており、東経110度衛星放送ではHDTVチャンネルを2つに増やしたい意向である。衛星のトランスポンダ(電波中継器)1本分の伝送容量を確保して、フルHD(1920×1080画素)で2チャンネルの放送サービスを提供することを目指している。

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