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知的発達障害者のオリンピックに参加しませんか

スペシャルオリンピックスにITが貢献

  • 横浜 信一

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2008年8月4日(月)

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 北京オリンピックが今週末から開催される。4年に1度、世界中からアスリートが一堂に会し、日頃切磋琢磨した技量を競うスポーツの祭典である。夏休みの時期でもあるので今回はいつものIT(情報技術)中心の話題ではなく、オリンピックにちなんだ話を紹介したい。ただし、オリンピックといっても今回北京で開催されるオリンピックではなく、「スペシャルオリンピックス」である。

 パラリンピックと混同されがちだが、パラリンピックが肢体面で不自由を持つアスリートによるスポーツ競技大会であるのに対し、スペシャルオリンピックスは知的発達障害の人が参加者となる。国際オリンピック委員会から「オリンピック」の名称を使うことを許可されたスポーツ競技団体の1つであり、4年に1度夏季世界大会と冬季世界大会を開催している。日本でも2005年に長野で冬季世界大会が開かれており、記憶しておられる方も多いと思う。昨年は上海で夏季大会が行われ、次回は来年2月に冬季大会が米国で開催される。

世界的な活動規模で、スペシャルオリンピックスの目指すもの

 スペシャルオリンピックスの始まりは、1962年ケネディ大統領の妹であるユニス・ケネディ・シュライバー氏が、自宅の庭で知的発達障害を持つ人たちのためにデイキャンプを開催したことに遡る。その後1968年にシカゴで第1回の世界大会が開催され、今年がちょうど40周年に当たる。

(写真提供:スペシャルオリンピックス日本)

(写真提供:スペシャルオリンピックス日本)

 本部は米国ワシントンDCにあり、世界180カ国に活動が拡がり、280万人のアスリート、70万人のボランティア・コーチが参加する一大スポーツ組織となっている。日本でもスペシャルオリンピック日本委員会の形で活動が開始された後、1994年にスペシャルオリンピックス日本(SON)として再発足して来年で15周年となる。

 日本での参加アスリートは約7000人、ボランティア約1万2000人の規模となっており、現在ほぼすべての都道府県に地区組織が発足している。理事長には今年の春から有森裕子氏が就任しており、私事ながら私も理事の一員を務めさせていただいている。

 そもそもスペシャルオリンピックスが目指すものは何か。若干長くなるが、スペシャルオリンピックス本部が定める「ミッション」を引用したい。そこには、以下のようにある(太字は筆者)。

 「知的発達障害のある人たちに年間を通じてオリンピック競技種目に準じた様々なスポーツトレーニングと競技の場を提供し、参加したアスリートが健康を増進し勇気を奮い喜びを感じ、家族やほかのアスリートそして地域の人々と、才能や技能そして友情を分かち合う機会を継続的に提供する」

 そして、「ビジョン」として以下が示されている(太字は筆者)。

 「スペシャルオリンピックスは上質のスポーツのトレーニングと競技会を通じて知的発達障害者と彼らが関わるすべての人の生活を改善するグローバルな運動となる」

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