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あなたは目を輝かせて仕事をしていますか?

創造への情熱を持ち続け、成功体験を重ねよ

  • 宮田 秀明

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2008年11月7日(金)

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 2000年のアメリカズカップ・プロジェクトでは色々な活動があった。ほとんど知られていないのはキャンペーンソングだ。日本では5本の指に入ると言われていた音楽プロデューサーのM氏が作曲して、新人歌手に歌わせた。シングル版で発売したが売れなかった。私たちも少し不満だった。曲がどこか淋しげなのだ。これから戦いに入ろうという時なのに、そんな物悲しい曲では、負けを予感しているようだった。

 その音楽プロデューサーのM氏が、あるチーム内の内輪のパーティーに出席してくれてスピーチを行った。

「チームの皆さん、お歳は存じ上げませんが、皆さん目がキラキラ輝いていて、少年のようなのが印象に残りました」

 外の世界の人に言われるまで分からなかったし、「皆さん」の中に私が含まれているのかは定かではない。でも毎日アメリカズカップで世界一になろうと思い続けていたのは確かだ。だからこそ、どんな苦労もいとわなかったし、安い給料に文句を言う人もいなかった。情熱だけなら、誰にも負けないと思っていた仲間たちだった。

情熱を持って挑戦、さらに最強の創造力を養うために

 目を輝かせてできる仕事ほど貴いものはない。生きている証しを存分に味わって、一日一日の人生の一コマ一コマを誇れるからだ。

 大学の仕事は年々忙しくなる。指導しなければならない学生の数が増えるとプロジェクトの数は増え、質も上がっていくからだ。それでも投げ出さないで頑張っていられるのは、学生たちの輝く目を見ているからかもしれない。新しいことに感動し、新しいことに挑戦し、急速に成長していく学生たちを見るのは教員の歓びのうち最高のものだ。

 もちろん結構厳しい師弟関係を作ることもある。夏を過ぎて修士論文の後半戦に入ろうとする修士課程2年生4人に、私は厳しいバクダンを投げつけた。

 「ここは中学校じゃないんだ。“船を借りた会社”とは何という表現だ。本や論文を読んでいない! 先輩の研究の解説はもう不要。自分のやるべきこと、やったことを説明しなさい」

 「テーマが与えられたら解きますという態度では永久につまらない人間で終わってしまう」

 「1週間以内に3冊の本と7本の論文を読んでレポートしなさい。本は学術的なものだけ。論文のうち少なくとも1本は英文であること」

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