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人種や国の壁を越える「empathy(共感)」

オバマ次期大統領の好きな言葉に未来の経営が見える

  • 宮田 秀明

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2008年12月5日(金)

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 バラク・オバマが大統領になる。素晴らしいことだ。

 米国には常に健全性と不健全性が同居しているようだ。ウォール街のゼニゲバ族が、金融世界をメチャクチャにしたと思ったら、今度はアフリカ系(黒人)の大統領だ。草創期にも、フロンティアの開拓者がいる一方で、マフィアの暗黒世界や人種差別があった。

 バラク・オバマの父はアフリカのケニアの人だ。私は一度だけほんの短い時間、ケニア人と軽い交流をした。1994年のことだ。当時は成田からロサンゼルスを経てサンディエゴに行くことが多く、毎月1回は行っていた。1995年のアメリカズカップ第29回大会のためだ。

 いつものようにサンディエゴのリンドバーグ空港に着いた私は、いつものようにタクシーに乗り、ニッポンチャレンジのベースキャンプに向かおうとした。

 空港で乗ったタクシーの運転手は小柄な黒人だった。そして私にこう言うのだ。「最初の人です」。

 私は、今日初めての客と言っているのかと思ったらそうではなかった。2年前にケニアから移住してきて、今日ようやくタクシードライバーとしてデビューしたのだ。だから道も知らない。仕方がないので私が道案内して、ベースキャンプにたどり着いた。料金を払った時のケニア人運転手の笑顔が忘れられない。

人種や国境を越えた交流、超えられない壁

 ワシントンDCのタクシーやロサンゼルスのスーパーでは、韓国人のドライバーや店員によく韓国人と間違われた。

 「アニョハセヨー」

 ワシントンDCで行われた船関係の国際会議の夜には、皆で飲みに出かけた。呼びかけに応じたのは、フランス人、イタリア人、韓国人、韓国系米国人たちだった。まるで日本のサラリーマンの飲み会のようで面白かった。白いスーツでおめかししてきたフランス人を皆でからかった。どうも彼は米国人女性をナンパしに行くつもりらしかったし、レストランで本当に実行していた。人種や国境を越えた交流は楽しいことが多い。

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