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日産、デトロイトモーターショー「欠席」の意味

「ビッグ3」から日本メーカーを含む「ビッグ6」へ

  • 牧野 茂雄

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2008年12月3日(水)

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 日産自動車、スズキ、英ランドローバー、独ポルシェなど7社が北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)への出展を見合わせることになった(12月2日現在)。

 年初から弱含みで推移していた米国の自動車市場は、金融危機を境に自動車ローン貸し出し審査が一気に厳しくなったことなどを受けて急降下、10月は前年同月比32%の大幅減を記録した。通年の見通しも「近年まれに見る低水準」が確実視されており、ニューモデル投入を見合わせる自動車メーカーも出てきた。

 来年1月11日に開幕するデトロイトモーターショーは、例年のお祭りムードから一転して閉塞感が漂うイベントになるのだろうか。しかし、日産の不参加は十分に納得できる。日産はデトロイトではなくニューヨークを向いているからだ。


2008年のデトロイトモーターショー。ランドローバーのコンセプトカー発表記者会見風景

1月のデトロイトだけでなく、2月のシカゴのショーも規模縮小か

 自動車業界の新年はデトロイトから始まる――これが通例になっていた。日欧のメジャーメーカー首脳が1月初旬の寒いデトロイトを訪れ、ビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)の展示ブースを表敬訪問し、首脳陣と新年の挨拶を交わす。そして、各社が期待を込めたニューモデルや未来へのメッセージを携えたショーカー(コンセプトカー)を披露する。クリスマス休暇明けのデトロイトは、ショー初日を機に仕事モードへと突入する。これが例年の姿だった。

 ところが、来年のデトロイトモーターショーには日産(インフィニティ含む)、スズキ、三菱自動車、ランドローバー、ポルシェ、英ロールスロイス、伊フェラーリの6社が不参加の意思を表明している。米国の自動車市場が惨憺たる状況を呈する中、ショーに出展しても意味がないと判断したようだ。すでに会場となるコボ・ホールの展示ブース小間割りが決まっている11月に入ってからの出展取りやめだった。消防法上の対応や必要電力の計算などの関係から、出展者は早い段階で展示ブースの設計図面を提出することになっており、今さら小間の再配分はできない。

 もっとも、直前の出展キャンセルは珍しいことではない。以前、東京モーターショーではイタリアのフィアット・グループが直前になって参加を取りやめた例がある。フィアットの地元であるトリノで開催されるショーに日本メーカー複数社が参加を取りやめたことへの“報復”と言われた。フィアットの展示ブースが設置される予定だった小間は、ぽっかりと空いた休憩場になった。デトロイトモーターショーの主催者はどう切り盛りするのだろうか。

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松﨑 曉 良品計画社長