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本当で面白くて何が悪い?~「すごい広告まんが」の逆襲

西原理恵子さんインタビュー

  • 須田 伸

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2009年3月3日(火)

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 今年1月にこのコラムで紹介して、読者の皆さまから大反響があった「すごい広告まんがに出会った」。今回はそれを受けて、「すごい広告まんが」を描いた西原理恵子さん、そしてこの広告のクライアントである、ウェブクルーの青山浩社長のインタビューをお届けします。

 前回のコラムへの様々な反応から、広告の効力が落ちていると言われる中でも、西原さんの「広告まんが」のような(FXで自分のお金を失いまくった)事実をすべてそのままに伝えるという「ストロングスタイル広告」(あるいは「ガチスタイル広告」)への関心は高いことがわかりました。

 多くの商品やサービスで、商品特性などの機能的な差異をつくりだすことが難しくなっている昨今、説得力のある広告を展開することの重要性が増しています。できることや、メリットは同じだけど、あえてこの会社のものを私は選ぶ、という選択を起こさせる広告、というわけです。

 インタビューは、東京六本木のウェブクルー本社で行われ、青山社長による西原さん起用の秘話から、最新作『この世でいちばん大事な「カネ」の話』をいちばん読んでほしい読者層まで、さまざまな質問にこたえていただきました。

最初は「種銭はFXキングが用意します」だった

須田 本日はよろしくお願いします。須田です。西原さんは、FXキングの広告イメージキャラクターということになるわけですが・・・。

西原 44歳で。キャンギャルもやってます(笑)。

ウェブクルー 青山浩社長

ウェブクルー 青山浩社長(写真:大槻 純一、以下同)

須田 青山社長にお聞きしたいのですが、西原さんを起用するに至った経緯というのは?

青山 もともと、僕が以前から西原先生の大ファンだったんです。会社としてFXをやるときに「この商品には、結構ばくち的な要素があるな」と思って、そこをユーザーに伝えるには、西原先生に表現していただくのが一番いいかなと考えました。ユーザーの方に正しい知識を面白おかしく学んでいただき、リスクもご理解いただければと。

須田 そこで、西原さんに実際にFX取引を体験してもらい、一から学んでいくという過程をレポートしてもらうという企画になった。

漫画家 西原理恵子さん

漫画家 西原理恵子さん

西原 ええ。最初はウェブクルーが(FXに使う)お金を出すと言っていたんですけど、やっぱり、「ばくち打ち」としては、人の金ってばくちを打つって、賭場で一番恥ずかしいことなんです。私、そういうのが一番嫌なんですよね。なぜかというと、それは自分の器を小さく見せないのに必死といいますか、自己の誇示、顕示の領域なんですけれど。器を大きく見せようとして、それに疲れてぐったりしているという。第一「FXは儲かります」と聞いたら、ねえ。

須田 儲かるならば、人の金でやっても…。

西原 (笑)今までこれだけギャンブルで負けているのに、まだ(儲かると言われると)信じるんですよね。

須田 そもそも、FXのことをどう考えていらっしゃったんですか。

西原 「面白いばくちやな」と。私は投資という言葉は大嫌いなんですよ。株も、為替も、商品先物も、全部ばくちやと思うからね。で、やっぱり「これで儲けよう」としてました。当たり前ですけどね。

須田 伸

須田 伸

須田 最初から負けようと思うばくち打ちはいないですからね。

西原 そうですよね。パチンコに行く前は、絶対にこれは、今日は噴くなと思ってる。(笑)。

須田 最初はウェブクルーさんが、元手を出そうと言っていたのに、西原さんが身銭でやりたいということで、よりリアリティが増したわけですよね。

青山 はい。

西原 ねえ。だから悔しさもきちんと血がにじんでいるかなと。

須田 にじんでいますね(笑)。

西原 どうでしょうか、皆さん、笑っていただけましたでしょうか。

須田 記事にも、すごい反響が。

西原 うれしいですね。やっぱり青山さんと私、2人の3000万円ですから(笑)。これで笑ってもらえないとね。

儲かったら、こんな話にするつもりだったが……

須田 ところで、最初はもちろん儲けるつもりでやっていらしたわけですよね。儲かっていたら、やっぱりそのまま「もう笑いが止まらない」という漫画を描くつもりだったんでしょうか?

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