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国のプライドと戦略はあるか

オバマ施政方針演説はプロジェクトマネジメント的

  • 宮田 秀明

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2009年3月13日(金)

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 麻生太郎首相が、施政方針演説前のバラク・オバマ米大統領に会いに行ったのは何のためだったのだろう。片道12時間もの長旅をして、オバマ大統領とわずか1時間強だけ会談して帰国する先進国の首長があっていいものだろうか。

 客観的に見れば、首相自らが日本は米国の属国であることを世界に説明したことになっているかもしれない。

 本家の親分に呼びつけられて、話を聞きに行ったわけではなさそうだ。最悪の人気になってしまったので、世界的なヒーローになっているオバマ大統領に会うことによって自分の人気を回復したいと思ったのだろうか。まるで人気絶頂の有名タレントと会談して、そのことを吹聴する、自分に自信のない俗人の典型みたいだとさえ思う。

本当に価値ある行動とは

 1人の日本国民として、こんなことをする日本国首相を寂しく思う。日本のリーダーの立場にある人が全くプライドを持ち合わせていないのだ。韓国大統領やフィリピン大統領だって、こんな従属国の首長のような行動は取らないだろう。

 中国の元首なら、むしろオバマ大統領が会いたいと言うまでじっと待つかもしれない。中国外交には日本よりもずっと戦略性があるし、中国が米国の属国になることはあり得ないことだ。

 国にもプライドが必要だ。就任した新しい親分にいち早くご挨拶に参じた麻生首相には国のプライドを体現する力が皆無だと思う。

 外国元首の中で最初に新任米国大統領に会ったということ、1番目ということに何の価値があるのだろうか。

コメント5件コメント/レビュー

何故、日本の首相があんなタイミングで訪問をしたのかは、よくわかりませんが、最初に対談する鍵となる国ということで宣伝したかったのでしたら、それは大失敗に終わったということでしょう。就任演説のTV放送が、そういった日本との会談などを吹き飛ばしてしまったからですし、日本の首相が何かいったなどはあまり重要視されなかったからです。国家としての戦略性を持つことは、非常に重要です。こちらUSで繰り広げられているようにバイアメリカンという雰囲気をオバマ大統領もそのまま、サポートするなら厳しく牽制すべきです。グローバル化は、進んでいて今やボーイングの飛行機でさえ、日本の協力により炭素繊維によるコンポジット化がなければ作れませんし、それ以外にも様々な製品が海外から入ってきて米国の製造を支えているわけですから。日本という国の戦略が、はっきりとしていないからこういった訪問などをして無意味な時間とお金を使ってしまうんでしょう。(2009/03/14)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

何故、日本の首相があんなタイミングで訪問をしたのかは、よくわかりませんが、最初に対談する鍵となる国ということで宣伝したかったのでしたら、それは大失敗に終わったということでしょう。就任演説のTV放送が、そういった日本との会談などを吹き飛ばしてしまったからですし、日本の首相が何かいったなどはあまり重要視されなかったからです。国家としての戦略性を持つことは、非常に重要です。こちらUSで繰り広げられているようにバイアメリカンという雰囲気をオバマ大統領もそのまま、サポートするなら厳しく牽制すべきです。グローバル化は、進んでいて今やボーイングの飛行機でさえ、日本の協力により炭素繊維によるコンポジット化がなければ作れませんし、それ以外にも様々な製品が海外から入ってきて米国の製造を支えているわけですから。日本という国の戦略が、はっきりとしていないからこういった訪問などをして無意味な時間とお金を使ってしまうんでしょう。(2009/03/14)

かなり主張をはっきりしている記事で、読んでいると、どこかの学会の役立たずの論文と随分違いますね。「大學の教員は殆ど役立たずの業績論文を彼ら作った村で遊んでいる」と言う通説はこの記事を読むと、全員に当てはまらないようですね。(2009/03/13)

「エネルギー」、「医療」、「教育」・・・・米国におけるCritical Issuesがこの3つだとしても日本においては後の2つは、少しレヴェルが低いのでは?思うに日本における主要な3つの問題点を挙げるとすれば「エネルギー」、「行政・立法の効率化」、「団塊の世代の高齢化問題」では無いかと思います「医療」や「教育」は中央官庁による縦割り行政の失敗の代表例でしょうService Providerの利益代表に行政が振り回されているあるいは指導力が発揮できないという問題が関与しる点でこの二つは良く似ており、一つか二つ上のレヴェルで同じ問題の一部として統合できると考えられますまた、昨今の政治献金問題も”立法の劣化が進んでおり”、”あいまいな法律を行政や司法が『適宜』補っている”という日本の国家運営の最大の問題点が顕在化した症状の一つに過ぎないと思います明確かつ遵守可能なルールを確立するべきところにあえてグレイゾーンを設けて行政の恣意的なコントロールが効いてしまうところに”官”の不正が発生する最大の理由があるということに、もっと我々は意識的になるべきです3番目については、”あと20-30年くらいの間の国家財政に掛かる高負担をどう乗り切るのか”というテーマなので、『少子高齢化』という問題の本質を見誤らせる用語を使わないように啓蒙することも重要です未婚の女性に対する支援と貧困家庭子女の教育支援があれば少子化や貧困階級の固定化は防げるはずですから(2009/03/13)

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