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日本の新たな産業の胎動

二次電池を使った社会システム・イノベーション実現へ

  • 宮田 秀明

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2009年3月19日(木)

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 二次電池による社会システム・イノベーションの動きは確実かつ急速に進行している。今の日本は金融危機を乗り越えるだけではなく、新しい産業の創出が必要である。その先頭を切っているのが、「環境エネルギープロジェクト」である。半導体でもエレクトロニクスでも自動車でもない。大きな舵を取って、流れを作らなければならない。

 製造業の方々に対して、製造業とサービス業の融合や全体最適の考え方をビジネスで生かす大切さを訴えていた私も、いつの間にか二次電池プロジェクトの渦中にいることになった。

 今までの仕事の時と同じように、新しい流れを作るために頑張らなければならないなと思い続けた私にとっても、この1年間の「二次電池による社会システム・イノベーション」の活動の盛り上がりは初体験のものだった。

回を重ねるごとに質が高くなるフォーラム

 6月にキックオフミーティングを開いた時の反響は大きかったが、集まってくれた約150人の方々の中には失礼ながら物見遊山の人もいたようだった。昨年11月に開いた、「二次電池による社会システム・イノベーション」の第1回フォーラムでは、物見遊山の人はほとんどいなくなり、熱心な討論が行われた。しかし、当事者ではない評論家のような方も何人かいたようだった。

 そして、この2月23日開催の第2回フォーラム。参加者は163人で数は変わらないのだが、密度というか質が大幅に高くなった。リチウムイオン電池の発明者で、ノーベル賞に近いという旭化成の吉野彰さんも来てくださった。大変謙虚で人間的にも素晴らしい方だった。私はただマネジメント役として、吉野さんの創造した価値を社会で普及させるお手伝いをしているにすぎない。

 第2回のフォーラムでは冒頭に、元マッキンゼーの横山禎徳さんと私が、リチウムイオン電池という素晴らしい技術の価値を世の中に広げるためには社会システムを創造するというアーキテクチャルな思考が大切だと説明した。横山さんと私は初めて言葉を交わしてまだ1年もたっていないのに共感することが多くて嬉しかった。先輩だが、このプロジェクトを通して発生した同志の関係だ。

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