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「1000円ハイウエー」で愛車との距離も縮まる

経済波及効果は観光分野で7000億~8000億円

  • 池原 照雄

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2009年3月25日(水)

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 政府が昨年末に経済対策として打ち出した高速道路料金の引き下げが、今週末28日から本格運用される。賛否両論が渦巻くことになろうが、素直に嬉しいと思っている。筆者の場合、クルマで遠出することは近年ほとんどなくなっていた。だが、「1000円ハイウエー」の実施を前に、わが家でも久々にドライブ旅行のプランが浮上している。

 高速道の料金引き下げは、ETC(自動料金収受システム)を搭載した乗用車や2輪車が対象となるもので、すでに先週20日からは3本の本四連絡橋と東京湾アクアラインで土日祝日(以下、休日)は1000円という料金制度が始まった。

 3月28日からは大都市圏(首都圏と近畿圏)とその近郊区間を除く地方部では休日の上限が1000円となる。ただし、この時点では一度大都市圏を経由(大都市圏またぎ)する場合は、地方部の料金は2000円が上限となる。

 次いで30日からは平日でも地方部では全時間帯で3割以上の割引が適用される。さらに、大型連休が始まる4月29日(祝日)からは大都市圏またぎで利用する場合も、休日の地方部については上限1000円の完全実施となるスケジュールだ。

 例えば、関西圏の人が大都市近郊区間ではない「神戸西インターチェンジ(IC)」から山陽道や九州道などを利用して大分県の「湯布院IC」まで出かけると、通常は1万3750円の料金が1000円で済む。また、名古屋の人が首都圏を通らないルートで「名古屋IC」から「仙台宮城IC」まで利用すると1万4250円が1000円となる。

 一気にそれだけの距離は走れないという向きには、一度高速を降りて乗り継いでも地方部の料金は上限1000円というウラ技も用意される。

 これは4月29日から実施される「乗り継ぎ特例」で、休日利用など所定の条件を満たせば、ICを出た日から2日以内に乗り継いだICの出口を通過すれば地方部の料金は上限1000円となる。大都市圏は高速道を使わずに一般道で通過したり、一度降りて宿泊した後に再度高速道を利用したりといったケースで使えそうだ。

観光客増、ETC購入、クルマ整備増などの効果を期待

 今回の料金引き下げは2年間だけの措置で、休日の値下げ重視ということになるが、長年、クルマを持つことで道路整備のために重い税負担をしてきた立場からは大歓迎だ。高速料金はバカ高いものと諦めるしかなかった者からすれば、「1000円ポッキリ」は、衝撃的ですらある。

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