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任天堂「Wiiの間」、広告の媒体価値はいかに──

お茶の間に向け、動画配信サービス開始

  • 西畑 浩憲

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2009年5月19日(火)

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 「テレビや広告に携わっている人たちがどうしても作りたかったものごとを、視聴者の皆様から直接ご評価をいただける仕組みでお届けする、新しいチャンネルがWii(ウィー)でスタートしました」──。

 全世界で累計5000万台以上を出荷する任天堂のゲーム機「Wii」向けの動画配信サービス「Wiiの間チャンネル」を紹介するコマーシャルが、4月下旬からテレビ各局で大々的に流れている。任天堂取締役社長の岩田聡氏は、Wiiの間チャンネルの提供開始に合わせてウェブサイトで公開した会見動画で、同社が動画配信サービスに取り組む狙いを説明した。

 Wiiの間チャンネルは、任天堂と電通が共同で取り組む動画配信サービスで、5月1日に広告モデルによる無料サービスとして開始した。利用者はインターネットに接続したWiiを使って番組を視聴し、視聴後にその番組が面白かったかどうかを「○△×」の3段階で評価する。気に入った番組は登録して後から見直せるほか、友人に知らせたり、携帯ゲーム機の「ニンテンドーDSi」に転送して外出先で視聴したりできる。

テレビとの競合は否定

 岩田氏は、任天堂にとってWiiの間チャンネルは「嗜好が多様化する中で、ゲーム人口を持続的に拡大するための取り組み」だと説明する。インタラクティブな要素が特徴のゲームは、遊ぶにもそれなりのエネルギーを必要とする。このエネルギーをかけたくない気分のときや、現在ゲームを遊んでいない人でも、ゲーム機に関わりを持ち続けられるようにするための提案が、Wiiの間チャンネルなのだとする。

 サービスの提供に当たっては、既存の動画配信サービスの焼き直しではなく、新しい仕組みだからこそできることを目指したという。また、放送事業者に対しては事前に構想を説明し、在京キー局5局からWiiの間チャンネル用に番組提供を受けた。「これはWiiの間チャンネルがテレビの敵ではないことを認めてもらったからだと思う」(岩田氏)とし、テレビ放送とはライバル関係にないことを強調した。

 Wiiの間チャンネルは、視聴者と映像製作者、パートナー(スポンサー)企業それぞれの視点から見て過去に例のないサービスになるという。まず利用者から見た場合、時間と場所を選ばずに番組を視聴できる。パソコンや家電向けの動画配信サービスでは、利用者が能動的に番組を探して視聴するものが多い。Wiiの間チャンネルでは利用者が能動的に番組を探すだけでなく、「コンシェルジュMii」というキャラクターがおすすめの新着番組を順次紹介する機能もあり、テレビと同様に受動的に番組を楽しむこともできる。

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