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守るニッケル水素、攻めるリチウムイオン、電池の本命は?

車載用電池でも競争激化へ

  • 細田 孝宏,山崎 良兵

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2009年6月25日(木)

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 ハイブリッド車人気で活況を呈しているのは自動車の工場ばかりではない。ハイブリッド車には欠かせない車載用電池を製造する電池メーカーも生産に追われている。

 「5月の連休明けから3交代で24時間操業が続いている。操業度が3~4割だった1~3月とは様変わりした」

 プリウスなどトヨタのハイブリッド車向け電池を生産するパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)の林芳郎社長は、こう話す。同社はトヨタが60%、パナソニックが40%の株式を持つ両社の共同出資会社。1997年発売の初代プリウスからトヨタのハイブリッド車に電池を供給してきた。

新型「プリウス」に搭載されているニッケル水素電池。パナソニックEVエナジーが供給している
(写真:菅野勝男)

 プリウスのヒットで、生産体制の強化を急ぐ。湖西市にある工場の新ライン稼働に加え、来年早々には約300億円を投じて宮城県に新工場を立ち上げる。当初10万台分からスタートし、いずれ20万台分に増強する見通し。これで生産能力は100万台分まで高まる。「(プリウスが)米国で大ブレークしたら分からないが、差し当たって電池のせいでトヨタの生産に穴を開けることはなくなる」(EVエナジーの林社長)という。

 同社が生産するのはニッケル水素電池と呼ばれるタイプの電池。ホンダのハイブリッド車「インサイト」が搭載しているのも同じタイプで、こちらは三洋電機製のものだ。現在のハイブリッド車はほとんどがこのニッケル水素電池を積んでいる。

日立は新型電池で自動車メーカーへの食い込み狙う

 その次世代の電池として本命視されているのがリチウムイオン電池。ニッケル水素電池より電気を大量に詰め込めるのが利点だ。世界の電機メーカー各社がこのリチウム電池でクルマ向けのビジネス拡大を狙っている。日立製作所もその1社。グループ2社と共同出資で2004年に設立した日立ビークルエナジーが自動車メーカーに食い込もうとしている。

 「車載用電池としてはリチウム電池が圧倒的に有利。2015年には(ニッケル水素電池から)置き換わる」。威勢がいいのは日立ビークルエナジーの川本秀隆社長。日立はグループで2015度に車載用リチウムイオン電池事業で1000億円の売り上げを目標としている。

コメント6件コメント/レビュー

過充電と過放電をしなければ電池は結構持つものです。初代プリウスの電池でも10年持ってる例が少ないないようです。2代目プリウスの電池はほぼ10年持つでしょう。中古車市場では電池を交換してしまうので、電池の寿命を体験できる人はあまり居なさそうです。リチウムの場合は携帯電話の100倍ものリチウムを使うため、本当に中国とかがそれだけのリチウムを産出できるかが課題です。徹底的にリサイクルしても足りるかどうか。エンジン車の走行性能に対する燃料効率は20%程度(ちなみに発電所方式の電力の効率は40%ぐらい)であり、ガソリンの8割が無駄になっているならば、ハイブリッドの効率はまだまだ上がるかもしれません。(2009/06/29)

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過充電と過放電をしなければ電池は結構持つものです。初代プリウスの電池でも10年持ってる例が少ないないようです。2代目プリウスの電池はほぼ10年持つでしょう。中古車市場では電池を交換してしまうので、電池の寿命を体験できる人はあまり居なさそうです。リチウムの場合は携帯電話の100倍ものリチウムを使うため、本当に中国とかがそれだけのリチウムを産出できるかが課題です。徹底的にリサイクルしても足りるかどうか。エンジン車の走行性能に対する燃料効率は20%程度(ちなみに発電所方式の電力の効率は40%ぐらい)であり、ガソリンの8割が無駄になっているならば、ハイブリッドの効率はまだまだ上がるかもしれません。(2009/06/29)

電気自動車の将来性には肯定的です。しかしながら、他の方も記されているように、電池寿命、その廃棄処理などを考えると、相当に保守的になってしまいます。例えば、現行の自動車の10%が電気自動車になったときには、電池寿命が来たときの処置はどうなるのでしょうか。簡単に再生できればいいのですが、そのような技術が既に開発されているのでしょうか。どうも気になるところです。プリウス、インサイトに使用されている電池の寿命がきたときに、交換費用がどの程度、必要になるのでしょうか。現時点で結構ですから、カタログにも電池交換について、もっと明確に記載することも必要であるし、その時点での交換費用も明確にするべきではないでしょうか。(2009/06/28)

「電気自動車」に対する素朴な疑問があります。パソコンやビデオカメラなどの電池は2年ほど使用すると寿命になります。車の場合はどうなのでしょうか。使用頻度にもよるでしょうが、それほどもつものとは思えません。バッテリーは大変高価なものです。簡単に買い換えることも出来ません。また、バッテリーは今後大量に廃棄されることになるわけですが、どのように処分されるのかも問題です。環境にやさしく、ランニングコストにも不安のないバッテリーの開発が早く進むことを期待しています。(2009/06/25)

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