6月12日に日経平均株価が1万円台を回復(終値ベース)するなど、持ち直しの兆しが出てきた株式相場。その中で、投資家の期待を集めているのがエコカー関連銘柄である。
ハイブリッド車や電気自動車などで新たに必要となる車載用電池やモーター、インバーター。それらを手がける企業に投資家が熱い視線を注いでいる。
その代表格が、今後エコカーへの採用が進むと見られるリチウムイオン電池を製造するジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)だ。古くからガソリン車やディーゼル車用バッテリー大手として知られるが、ここへきて環境対応車向けの電池開発に力を入れている。
PERは割高だが、期待は大きい
2007年12月に三菱商事、三菱自動車との3社で共同出資会社「リチウムエナジージャパン」を設立し、電気自動車向けの電池開発を進めてきた。今年6月に三菱自動車が量産を発表した電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」には、GSユアサのリチウム電池が使われている。
さらに、ホンダとはハイブリッド車用のリチウム電池で手を組み、「ブルーエナジー」を設立。いずれの共同出資会社も株式の過半をGSユアサが持ち、主導権を握っている。
車載用電池で存在感を高めるGSユアサの株価は、3月以降、上昇基調に乗り、6月18日に1228円をつけた。これはGSユアサにとって上場来の最高値である。
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