自動車関連の話題を独占する勢いのハイブリッド車。ただ、実際に売っているのはトヨタ自動車とホンダの2社だけだ。では、ハイブリッド車を商品に持たないメーカーはどうしているのか。記者(20代)は客として日産自動車とマツダの販売店を訪ねてみた。
「ハイブリッド車? はしゃぎ過ぎだよ」
6月某日、都内のある日産系販売店に足を運んだ。ショールームに入って展示車を眺めていると、店のスタッフがにこやかに近づいてきた。胸の名札には「店長」とある。
店長:どのようなクルマをお探しでしょうか。
記者:初めてなのでよく分からないのですが、小さいクルマで十分です。
店長:でしたら、「ノート」や「ティーダ」あたりになりますね。
記者:テレビなんかで「プリウス」みたいなハイブリッド車がよく紹介されていますけど、本当に「お得」なのかよく分からないんですよね。いろんなメーカーのクルマを見て考えたいと思っているのですが、ハイブリッドってそんなにすごいものなんですか?
店長:ハイブリッドはねぇ…。はしゃぎ過ぎだよ。
記者:はしゃぎ過ぎ?
店長:確かに燃費はいいですよ。でもね、余計な装置(ハイブリッドシステムのこと)を積んでるから高いんですよ。何十万円も高くなる。
それに、今やってる(自動車重量税と自動車取得税の)減税にしても、実はそんなに差はないんですよ。
プリウスは100%免税だけど、このノートも75%減税だから、税金は3万円くらいで済みます(注:正確には重量税が1万4100円、取得税が1万4900円で、合計2万9000円。「ノート15X」の場合)。
おまけにプリウスは納車まで半年待ちですよ。今予約しても来年になります。減税に加えて、政府からの購入補助金も出ることにはなっていますが、こちらは予算を使い切ったら打ち切りです。今から注文したら間に合わないかもしれない。
ところで、お客様はクルマを買ったら、どのくらいの頻度で乗られる予定ですか?
「10年乗らないと元は取れないと思いますよ」
記者:うーん、平日は仕事ですから、土日くらいですかね。
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