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電通が、「電子雑誌ビジネス」にこだわる理由

ヤッパと提携、将来は専用リーダーも視野に

  • 西畑 浩憲

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2009年8月25日(火)

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 電通はヤッパ(東京都渋谷区)と提携し、電子雑誌事業「MAGASTORE(マガストア)」を今夏より開始する。スマートフォン(多機能携帯電話)や携帯電話端末、パソコン、ゲーム機など様々な機器で利用できる電子雑誌事業を展開する計画である。

 米アップルのiPhone(アイフォーン)向けのサービスから開始し、2009年内に主要携帯電話キャリアとパソコンにも対応する。サービス開始時には、朝日新聞出版の「AERA」、扶桑社の「週刊SPA!」と「SUMAI no SEKKEI」、ダイヤモンド社の「週刊ダイヤモンド」など、20社以上の出版社から約30誌の販売が決定しているという。

出版社のリスクを抑える

 MAGASTOREは、(1)出版社がコンテンツ提供する際の負担が少ない、(2)提供コンテンツを雑誌に特化、(3)異なる機器で同一のコンテンツ利用が可能な「超流通」モデルを採用、(4)広告配信ビジネスを視野に入れている──といった特徴を持っている。

 (1)の出版社の負担に関して、電子雑誌は印刷用の誌面レイアウトをそのまま利用するため、「印刷用に制作したDTP(机上編集・出力)データを電子雑誌用のデータに変換するだけでコンテンツを作れる」(ヤッパ社長の伊藤正裕氏)という。

 DTPデータの変換と配信サーバーの運用にかかる費用は電通とヤッパが負担し、コンテンツが売れた場合に電通とヤッパ、出版社の3者で売り上げを分配する。コンテンツが売れない場合の出版社の費用負担は少なく、事業参入のリスクが小さい。これは「多くの出版社に参加してもらい、サービスの認知度や利便性を高めることで利用を促進したい」(電通雑誌局ビジネス開発部の文分邦彦氏)ためである。

 機能面では、通常A4前後のサイズを前提にレイアウトする誌面を小さな画面で読ませたり、雑誌的な読書感を演出したりする工夫を盛り込んでいる。

 雑誌データにはレイアウト・イメージだけでなく、キーワードなどのメタ情報と、テキスト・データを埋め込める。ファッション誌など、ページ内の離れた場所に本文が散在する場合、レイアウト画面で全体を確認し、次にテキストだけを表示する画面に切り替えれば、レイアウト画面を拡大したりスクロールしたりせずに、まとめてテキストを読める。

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