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2050年、クルマの半分は内燃機関系

ハイブリッド技術だって40年以上前からあった

  • 小瀧 麻理子

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2009年10月8日(木)

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 石油の世紀は、ガソリンを使ったエンジン自動車の世紀でもあった。だが、新エネルギーの台頭は、繁栄を謳歌してきた既存の自動車産業にも大きな変革を迫る。太陽光や風力など不安定な新エネルギー源に対応した、新たな車作りが求められるからだ。

 欧米の自動車メーカーが期待をかけるのが新エネルギーをため込む蓄電池を積んだ電気自動車だ。9月、ドイツ・フランクフルトで開かれたモーターショーでは、各社が電気自動車を発表。仏ルノーと連合を組む日産自動車も2010年に電気自動車を量産することを決めた。

 ハイブリッド技術で世界の先端を走る日本勢は今のところ、電気自動車に傾く欧米勢とは一線を画す。環境対応車の道を切り開いてきた日本勢は自動車の未来をどのように考えているのか。ホンダ本田技術研究所で四輪の研究開発を統括する、川鍋智彦専務に話を聞いた。

(聞き手は小瀧麻理子=日経ビジネス)

 ―― 新エネルギーの台頭は自動車産業にどのような変化をもたらすと考えているか。

 川鍋 視野を広げていろいろな可能性を考えようと思っている。都市構造の勉強も始めたし、海外の電力会社の動向なども見ている。人々の移動手段というのがどう変わりうるのか、という根本的なところからやっている。

 脱化石燃料の車の開発というところでは、主に液体燃料と電気の2つの経路を考えている。

ゼロエミッションなら燃料電池

本田技術研究所の川鍋智彦専務

 川鍋 液体燃料で研究しているのが天然ガスとバイオ燃料だ。特にバイオ燃料はガソリンと混ぜ合わせることで二酸化炭素(CO2)の削減量を調整したり、いろいろな使い方ができるところが面白い。

 ホンダも地球環境産業技術研究機構と共同で、稲わらの茎や葉など食用ではない部分からエタノールを製造する技術を開発したりしている。

 もう1つはやはり電気。太陽、風などの自然エネルギーや原子力などの新しいエネルギーをどのように車と結合するか、ということだ。その1つとして蓄電池を使った電気自動車というのがある。

 さらに、ゼロエミッションの社会を目指すならば、(水素と酸素の化学反応によって走る)燃料電池車だと思う。インフラ整備やコストの問題もあるが、ホンダの「FCXクラリティ」は日米でリース販売を始めた。

ホンダが日米でリースを始めた「FCXクラリティ」
画像のクリックで拡大表示

電気自動車、普及にはかなりの時間

 ―― 欧米の自動車メーカーは蓄電池を活用した電気自動車の開発に力を入れ、政府と一体となってインフラ整備を急速に進めている。電気自動車は本当に普及するか。

 川鍋 本当に普及するのにはまだ結構時間がかかるのではないか、というのが私の個人的な見解だ。

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