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「創造への挑戦」なら疲労感なし

師走に今年のプロジェクトを振り返る

  • 宮田 秀明

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2009年12月25日(金)

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 ついにまた年末になってしまった。本当に光陰矢のごとしだ。読者の皆様、ご苦労様でした。昨年9月のリーマンショック以来、大変なことばかりだったと思う。

 企業の経済環境は厳しく、「県境を越える出張は社長決裁です」という話も聞いた。ほとんどの人は収入も貯蓄も減ったことだろう。人生のうちで一番厳しかった1年と思っている人も多いだろう。

 しかし、師走とはよく言ったものだ。師は僧侶の事らしく、年末は仏事で忙しいということのようだ。しかし、私たちの大学の工学部の教員も忙しい。1月末に卒業論文や修士論文の提出締め切りがあるので、12月と1月がラストスパートの時期なのだ。たっぷり余裕を持って早めに論文を完成させるマネジメント力のある学生もいるのだが、それはせいぜい5人に1人ぐらいだ。ほとんどの学生は締め切り直前に最大の力を発揮しようとする。スチューデント・シンドロームというやつだ。

 大晦日まで実験をやる破目になり、私たち教員が付き添っていたこともある。かつて研究室のS助教授は元旦に餅を持って出勤していた。元旦さえ休めない切羽詰った学生に、少しだけ正月らしくさせてやろうと思ったからだ。学生は一生に1回のことだが、教員はこんなことを毎年繰り返していてはたまったものではない。

年末年始に忙しいことの幸せ

 アメリカズカップの仕事をしていた7年間は、ほとんど年末年始特有の雰囲気を味わうこともなかった。1995年の1月2日には、サンディエゴのベースキャンプに出勤していた。ミレニアムだった1999年から2000年にかけては、クリスマス前からニュージーランドのオークランドにいた。2000年の1月2日から準決勝の試合が始まることになっていたからだ。

 アメリカズカップの5カ月にも及ぶ長いレースの中で要所にベースキャンプを訪れていた私は、現場の責任者に何度も言われた。

 「みんな疲れていますから」

コメント2件コメント/レビュー

確かに「創造への挑戦」をしているときはそれほど疲労感を感じないものですね。むしろアドレナリンが出ている状態かも・・・しかし会社員のように組織に属している場合、>>「人を一番疲れさせるのは、時代の変化とともに陳腐化したまま居座っている過去に作ったビジネスモデルだったり、時代に合わなくなった枠組みや制度だったりする場合」ではなくて、そのようなビジネスモデルや制度に固執する人の説得ではないでしょうか?私はこれが今の日本の不景気の最大要因だと考えています。(2009/12/26)

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いただいたコメント

確かに「創造への挑戦」をしているときはそれほど疲労感を感じないものですね。むしろアドレナリンが出ている状態かも・・・しかし会社員のように組織に属している場合、>>「人を一番疲れさせるのは、時代の変化とともに陳腐化したまま居座っている過去に作ったビジネスモデルだったり、時代に合わなくなった枠組みや制度だったりする場合」ではなくて、そのようなビジネスモデルや制度に固執する人の説得ではないでしょうか?私はこれが今の日本の不景気の最大要因だと考えています。(2009/12/26)

今回のテーマの「創造への挑戦」なら疲労感なしは、新しい沖縄グリーンニューディール・プロジェクト「記憶瞬時に使わなくては無駄となる電気の有効活用を電気自動車の大容量バッテリーを利用」が沖縄の方々と宮田先生たちが構想したシナリオ通りに進行中のストリーであり、本年の締めくくりのテーマにふさわしい素晴らしいものと応援メッセージを書きたく思った。そこで皆さんの興味欄を見たところ、参考にならなかったとの返事が多くて吃驚した。そういえば私の周りのヒトでも最近の日本人の考えが非常に内向き傾向にあることが気になっている。例えば炭酸ガスを25%減らすのに家計負担の金額がいくらになるとか?日本にとって温暖化は悪いことではないとか、あるいは地球は寒冷化傾向にあるという説を信じるヒトとか、自分中心にしか考えないヒトが多くなってきたことと関連するのかなとも思った。埋蔵量に限界のある原油の消費が年々拡大しているので、何十年か後には枯渇するのは確実だし、今回国際会議での合意はなかったが、各国による各種各様のグリーンニューデイール取組は活発であり、日本企業の省エネ技術が高いからといって安閑としていては世界の進歩から取り残されてしまうだろう。高度なスマートグリッド技術を持つ日本がといわれているが、それは一定電圧を維持する供給側であり、消費側のスマートグリッド技術の実用化はイタリアが最もすすんでいて、日本はこれからである。地熱発電、潮流、風力など多様な発電量も年々すごい勢いで増加している国々もある。原油枯渇時代の覇者になる気概をもって欲しいと願うものである。(2009/12/25)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長