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トヨタとホンダのインド戦略車、スズキとの激突を回避

「ワンランク上級」でボリュームゾーンを攻める

  • 池原 照雄

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2010年1月13日(水)

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 1月11日までニューデリーで開かれたインド最大の自動車ショー「デリーオートエキスポ」で、トヨタ自動車とホンダが量販モデルのコンセプトカーを初公開した。

 いずれも、2011年から同国に投入する新興市場向けの戦略車であり、ボリュームゾーンと呼ばれる「中間層」にアタックする。もっとも、中心価格は日本円で90万円前後と見られ、50万円前後の車種が充実しているインド最大手のスズキとの真っ向勝負は避ける格好だ。

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 トヨタのコンセプト車は「エティオス」で、排気量1.5リッターのセダンと、1.2リッターのハッチバックがある。2006年に新興諸国向けの廉価モデル「EFC」(エントリーファミリーカー)として開発に着手、足掛け4年で2000人超のエンジニアが開発プロジェクトに参画してきた。

 今年末から現在建設中のインド第2工場で生産し、当初は同国内で年7万台の販売を目指す。トヨタの新たな「グローバルコンパクトカー」と謳っており、他国への輸出も行う。また、インドに次いでブラジルや中国でも生産する計画だ。

ホンダも新興市場を睨みコンセプト車を発表

 一方、ホンダのコンセプトモデルにはまだ車名は付いておらず、「HNSC」(ホンダ・ニュー・スモール・コンセプト)として出展された。排気量などの概要は公表されていないが、軽自動車を除いた同社の最小モデル「フィット」より小さいクラスとしており、エンジンは1.2リッター級となる見通し。

 デザインもフィットの弟分といった感じだ。販売目標についても未公表だが、関係者によると年5万台規模とインドのホンダ車で最量販となっている小型セダン「シティ」を上回るというから、トヨタの「エティオス」同様に7万台レベルを狙うことになろう。

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 インド市場での現在の主力車種はトヨタが「カローラ」、ホンダが「シティ」だが、ベースモデルでも価格は200万円程度と安くない。富裕層のエントリーモデルというのが実態であり、「エティオス」や「HNSC」は、両社が初めて中間層(ボリュームゾーン)にアプローチするモデルとなる。

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