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カトキチ、エフエム東京、ゼビオの中の人が語る「ビジネス・ツイッター術」

「企業に役立つビジネス・ツイッター活用術」セミナー報告(2)

2010年4月2日(金)

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 前回に続き、『ビジネス・ツイッター』の発売記念セミナー「企業に役立つビジネス・ツィッター活用術」から、企業におけるツイッターの先行事例をご報告します。今回は第2部の「日本企業のツイッター活用事例」です。

 すでに多くの企業がツイッターでのつぶやきを始めています。いまひとつ活用しきれていない企業が少なくない一方で、「公式アカウント」というほど堅苦しくない、むしろ硬式ではく“軟式”にアカウントを運用することで、多くのファンを確保している企業もあります。そういった成功者を代表し、3企業の方が登壇されました。カトキチ改めテーブルマーク コーポレートコミュニケーション部部長の末広栄二さん、エフエム東京 編成制作局 ライツ開発部の藤井大輔さん、ゼビオ マーケティング部門の齋藤とも子さんです。

 うどんなどの冷凍食品で知られるテーブルマークの末広さんは、ブランディングには2つのアプローチがあると考えています。ひとつは、商品の質などを約束する「機能面」、そして、「心象面」。「なんだかよくわからないけどアップルが好き」というような、恋愛感情に似たものを、ユーザーとの間に構築するものです。末広さんはツイッターを使って、「心象面」に取り組みました。ユーザーがテーブルマークの商品やニュースに触れたとき、ドキドキしてもらおうと考えたのです。では、末広さんの講演です。

オヤジギャグで顧客とキャッチボール

 ツイッターを始めたのには、「ほかがやっていない」こと、社外の人との会話から、「冷凍うどんのコミュニティは意外と盛り上がるのではないか」という予感がしていたこと、そして「自社メディアを確立したい」という思いがありました。自社メディアに関しては、すでにサイトは持っていましたが、それがあるだけで、見に来る人がほとんどいない状態でした。

 ツイッターのアカウントは2008年10月6日に取得し、翌7日に開始しました。最初につぶやくときは、「これで世界に発信してしまうんだな」と10分くらい熟考しましたが、いざやってみると、何の反応もありませんでした。それが3日ほど続き、ふと「検索」機能があることに気付きます。

 初めて検索エンジンに触れたときに自分の名前を検索したことを思い出し、「カトキチ」「うどん」と検索すると、それをつぶやいている人がたくさん見つかりました。うれしくなってフォローしまくったところ「ボットじゃないのか」という疑いも持たれましたが、「こうしたらいいよ」「これはよくないよ」とユーザーの方からのアドバイスに耳を傾けて学んでいくことで、フォロワーも増えてきました。

 ツイッターを始めた目的は、生活者とのコミュニケーションの頻度を高くすることです。その結果として、「いい会社だな」と思ってもらえればいい。だから、商品の宣伝はしないようにしました。では、何をつぶやくのかという話になります。最初に工夫をしたのは挨拶です。

 ツイッターを始められたばかりの方は、「おはよう」「おやすみ」といったつぶやきをすることが非常に多い。それに答えられるような、そして、漫画『おぼっちゃまくん』の名台詞「おはヨーグルト」のようなものがあればいいなと思い、自社製品から、素うどんを選びました。それが「おはようございま すうどん」です。この、「ま」と「す」の間の半角スペースを「わかってるな」と評価する声もいただきました。周囲からは、「おはようございかまたまうどん」「おはようございてんぷらうどん」など、かなりギャグとして苦しいものも生まれてきました。

 「おそれいりこだし」という名言も、個人と企業との間にあるハードルを取り外したいと考えて生み出しました。それまでは「おいしかったよ」「食べたよ」に対する返事として「おそれいります」と言っていました。これは、企業アカウントでできるギリギリのところでしょう。このほか「そうです」の代わりに「イエス」。これは「イエス、高須クリニック」を参考にしました。一方で、「w」は企業アカウントにはふさわしくないという声が寄せられたので、「(笑)」を使うようにしています。

 「素敵」「感謝」「ありカトキチ(ありがとう)」も多用しています。多くの社会人は、日常の中で褒められることことはそうはないでしょう。そこで、あえてほんわかした雰囲気を作るようにしました。

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