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小林 弘人氏が語る「ツイッター利用10の黄金律」

「企業に役立つビジネス・ツイッター活用術」セミナー報告(1)

2010年4月1日(木)

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 3月12日、『ビジネス・ツイッター』(日経BP)の発売を記念したセミナー「企業に役立つビジネス・ツィッター活用術」が開催されました。約200名を収容できる会場は、最初から最後までほぼ満席。企業のツイッター活用への関心の高さをうかがわせました。このコラムでは3回にわたり、セミナーの内容をご報告します。

 今回は第1部のインフォバーン代表取締役CEOの小林弘人さんの基調講演をレポートします。小林さんは、さまざまな企業のキャンペーンやマーケティングのブレーンを務める一方で、発行部数20万部近くのベストセラー『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(NHK出版)の監修者としても知られています。

 今回の講演のタイトルは、「成功するためのTwitter企業活用術」。では、小林さんの講演です。

 ツイッターやリアルタイム検索の登場で、コミュニケーションの速度は、日々、人類史上最速の速さを更新しています。現在、ツイッター本社の発表によれば全世界で1日あたり5000万のつぶやきが発せられています。これは、秒間600のツイートに相当します。

 ツイッターを使ったビジネスでの成功例は、『ビジネス・ツイッター』にも掲載されているように、あちこちにあります。そう聞くと捕らぬタヌキの皮算用をしたくなるかもしれません。しかし、どんな企業がどんな風にツイッターを使っても、売り上げを大きくできるというわけではありません。

 最初に企業がツイッターでつぶやいた言葉がどのようにバイラル(ネット上のクチコミ)を起こしていくか。その流れを解説しましょう。実はこれは、大変なエコシステムです。ある企業アカウントのひとつのツイートを、その企業のアカウントをフォローしているユーザーがリツイート(RT)したとします。すると、そのRTをさらにRTするユーザーが現れます。さらにそのRTを、といった格好で、つぎつぎとRTが起こり、最初のたったひとつのツイートが、ネット上の瞬間的な流行語、バズワードになります。

 すると、ネット上の小規模なブログやミドルメディアと呼ばれるアグリゲーター(情報収集サイトやプログラム)がこの現象をニュースとして取り上げます。このニュースをさらに、より多くのユーザー数を抱えるメディアが取り上げます。そして 最終的にはマスメディアが取り上げます。すると、それを見たユーザーが新たなツイートを生み出します。こうして見ると、個人ユーザーはただの受信者ではなく、最初のツイートを発 した企業のPRマンも兼ねていることがよくわかります。

 そして、最初のツイートとマスメディアを結ぶ、ネット上の小規模なメディア群が重要な役割を果たしていることにもお気づきかと思います。バイラルを起こし、大きくするには、どれだけツイートが拡散してもいつでもだれでもが参照できる、ハブのようなサイトが必要です。これがあることで、ひとつのツイートは、個人の間を大きくなりながら流れ、ハブであるミドルメディアを経て、マスへ達する場合もあります。そしてそれが、再び個人へ還流します。

 さて、みなさんが関心を持つのは「どんなツイートがより多くの人にRTをしてもらえるか」だと思います。重要なのは“生身感”です。つまり、ツイートが機械的でなく、人間らしさが感じられるものであることです。これが親しみを覚えてもらえるかどうかを左右します。また、ネットはパソコン通信の時代から互助メディアです。お互いに助け合うことで信頼関係構築されてきました。より多くのユーザーの支持を得るには、信頼の醸成が必要です。

 会話には、迅速性も求められます。もし、カスタマーサポート的なツイートであれば、ユーザーからの疑問を長い時間放置することは避けたいものです。ツイッターの世界では、トラブル解決にしても、良いニュースの発表にしても、スピードがかなり重要視されています。もちろん、一時的に使って終わらせるのではなく、ツイッターを続けていくことが大事で す。さらに、新しいアイデアを提供し、コミュニティと補完しあう関係にあればなおよいでしょう。

ツイッターのよくある誤解

 ここで、ツイッターについてよくある誤解を解いておきたいと思います。ツイッターを使えばどんな問題もすぐに解決するわけではありません。確かに 低予算ですぐに使えるツールですが、信頼の醸成には時間がかかります。つまり、仕込みの期間が必要なのです。ドーピングをするようにしてツイッターの世界 での影響力を得ようと無理をしても、あまりに強引なやり口だとかえって逆効果です。

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