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ツイッターでのリスク管理をどうするか?

「企業に役立つビジネス・ツイッター活用術」セミナー報告(3)

2010年4月6日(火)

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 3回にわたってお伝えしてきた『ビジネス・ツイッター』発売記念セミナー「企業に役立つビジネスツィッター活用術」報告は今回が最終回。第3部のパネルディスカッション「ツイッター・ビジネスの今とこれから」では、日本のツイッター界をリードする3名の方にパネリストとして登壇されました。まず、今回の基調講演でお話しされたインフォバーンCEOの小林弘人さん、『ビジネス・ツイッター』の解説を書かれたITジャーナリストの林信行さん、そして、ツイッターの日本語版を提供するデジタルガレージの佐々木智也さんです。そして司会は『ビジネス・ツイッター』の翻訳者、滑川海彦さんです。

滑川 まずはパネリストのみなさんがツイッターを見つけ、関わったきっかけをお聞きしたいと思います。林さんからお願いします。

 ツイッターのブレイクのきっかけは2007年の米国のイベントSXSW(South by South West)だったと思います。この直後に、ブロガーの会でツイッターを話題にしたところ、すでにみんながやっていたことがわかりました。また、(第三者が対応ソフトを開発する時に利用する)API(Application Programming Interface)も公開されていたので、技術者の間でも早い時期に盛り上がりました。

小林 私は早い段階でアカウントを作りましたが、「これから夕食」「これから洗濯」というつぶやきの何が面白いのかわかりませんでした(笑)。ところがある時期から、ニューヨーク・タイムズやワシントンポストにツイッターという単語がよく登場するようになり、(2009年1月に)ハドソン川に飛行機が不時着したときやワシントン州での洪水などで、ツイッターがメディアとして活用される様を見て、可能性を感じ、気付いたらはまっていたという感じです。

佐々木 デジタルガレージはもともと、ツイッター社の株主でした。2008年4月に日本後版の立ち上げをきっかけに、業務提携をして現在に至っています。弊社の取締役である伊藤穰一が、ツイッター社の共同創業者であるエバン・ウィリアムズと親交があったため、いち早くご紹介いただいたと聞いています。

メディアを変える、会社や仕事を変える

滑川 『ビジネス・ツイッター』にもあるように、もともとツイッターは、オデオという会社が、自社のプログラマーのコミュニケーションのために開発したツールです。時間も場所もばらばらで働く彼らのために作られたものなんですね。このサービスが外部へ向けて発表された2006年7月の記事は私も覚えていますが、正直に言ってそれほど印象の強いものではなく、登録はしたけれど使わないという、小林さんと同じ状態が長く続きました。しかし、だんだんと周囲が使うようになってきて、ブログよりも早くて楽だと気づき始め、みなさんと同じような経緯でヘビーユーザーになりました。

 これまでに、具体的な使い方で、これは面白いと思われたものはありますか。

小林 イランで大統領選挙後の市民によるデモとそれに対する政府の弾圧が起きたときは、既存メディアよりもツイッターでの報道が先行しました。各国語への翻訳は有志が行っていて、そのときは衝撃的でした。私もできる限り情報を伝えようとしましたが、限度があります。しかし、何人かの方々がつぶやいているのを見て、自分が寝たり、できないときは誰かが引き継いでくれるんだな」と思ったときに、これは超並列分散処理が可能な24時間体制の通信社だなと思いました。つい、「あとは頼む」とつぶやいたほどです。自分は情報の流れの中心にもいるし、端にもいる。これまでメディアでの情報発信とは、自分一人や周囲のスタッフの力を結集して行っていましたが、ツイッターでは組織や企業・個人といった枠を超えた協調型ジャーナリズムが可能になる。これはすごいメディアの転換だな、と思いました。

 上手に使っているなと思うのはソフトバンクです。自らつぶやいている孫正義社長は、全社員に利用を勧めています。先ほど滑川さんから、ツイッターはもともと社内の情報交換用のシステムだったというお話がありましたが、今、日本では、イントラとして使えるツイッターのシステムが注目されています。社外秘をつぶやいてしまっても安全な環境の需要があるのです。

 これをソフトバンクは、オープンにやってしまっています。英断ですし、勇気があるなと感心しています。こうすることで、何をつぶやいてもいいか、何はつぶやいたらまずいかの勘所を、社員が養っていけます。ガイドラインを参照しながらつぶやくよりも、ずっといいと思います。

 また、どれだけ優秀な人たちが会議室に集まっても、そこで出てくる知恵は限られています。群衆の叡智が認められつつある今、社外からの知恵がそのインフラを経由してやってきます。私自身の話をすれば、私が取材できる範囲は限られています。それなら、ツイッターで詳しい人に教えてもらって、記事にはその人をクレジットしていく方がいい記事にできると思います。

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