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電気自動車の航続距離をシミュレーション

充電インフラ会社が発足、ガス欠ならぬ“電欠”の不安はない?

  • 宮田 秀明

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2010年4月16日(金)

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 沖縄県の充電インフラ会社が3月19日に設立された。名前は株式会社アドバンスト・エネルギー・カンパニー(AEC)。少なくとも国内では初めての充電インフラ会社である。資本金は8000万円で、沖縄県内の企業10社と県外の企業16社の合計26社が出資することになっている。

 出資者は地元の観光関連企業、コンビニ、商社、自動車会社、充電機メーカー、リース会社、情報システム企業など多彩な顔ぶれ。銀行から融資を受けたり、国から補助を受けたりして、年度内に第1段階の中速・急速充電機の設置を行う予定になっている。2011年初めには300台の電気自動車(レンタカー)が走ることを計画しているからだ。残念ながら自動車会社の供給能力不足から、100台ほどの規模でのスタートになるかもしれないが。

 10年後には沖縄のレンタカー1万4000台のうちの6000台を電気自動車にすることを目標にしているので、沖縄が先駆けて電気自動車社会を作ることになる。レンタカーは3年程度使われると中古車として売られるので、3年後にはこの中古車によって沖縄県民の家庭に電気自動車が広がっていくことになるし、毎年沖縄を訪れる観光客600万人の過半数がレンタカーを借りるので、沖縄のレンタカーで電気自動車を体験した人々から電気自動車の普及が進むだろう。

 沖縄には2泊3日で平均3人のメンバーで訪れる場合が多いので、100台の電気自動車レンタカーが稼働すると年間3万人近い人が電気自動車を体験することになるし、2,3年後に1000台になったとすると毎年30万人近い人が電気自動車を体験することになる。まさに沖縄は電気自動車のショーケースになるわけである。

航続距離を沖縄で実際にテスト

 最も気になるのは電気自動車の航続距離だろう。充電スタンドを設置するうえでも、運転者の安心感からも、もっと明確な説明が欲しいと思うだろう。

 そこで、私たち研究室の卒業論文の研究の1つとして、走行シミュレーションによる電気自動車の評価を行ってみた。昨年11月に5人で沖縄を訪れた学生たちは2チームに分かれてレンタカーを借りて、色々なルートを色々な時間帯に走って、沖縄での平均的な走行データを取った。使ったのは電気自動車ではなくハイブリッドカーで、ホンダの「インサイト」にした。

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