「Me2.0 サラリーマンこそ自分ブランドを」

“自分ブランド化”の先端(その3)〜人々はあなたが期待する言葉であなたを説明してくれますか?

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2010年5月20日(木)

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 ツイッターやFacebookといったソーシャルメディアの普及により、個人が実名または実名と同等のハンドルネームなどで情報発信するケースが増えてきた。個人を特定できる形での情報共有の先にあるのは、個人がブランドになる社会だ。

 パーソナルブランディングの専門家であるダン・ショーベル氏は、著書『Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』の中で、「ほとんどの人はWeb2.0の世界で自分のキャリアを管理する方法をまだ理解していない。しかし新しいメディアの使い方とパーソナルブランディングの秘訣を学べば、自分の限界を打ち破り、さらなるキャリアアップを実現できる」と指摘する。邦訳の刊行に合わせ、著者のダン・ショーベル氏にパーソナルブランディングの最前線を聞いた。

ダン・ショーベル(Dan Schawbel)
Millennial Branding, LLCのマネージングパートナー。New York Timesから「パーソナルブランディングのグル」と評された、パーソナルブランディングの第一人者。著書『Me 2.0: Build a Powerful Brand to Achieve Career Success』はベストセラーとなり、海外でも翻訳出版された(邦訳『Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』日経BP社)。自身のブログ、Personal Branding Blog は米国最大の広告業界誌AdAgeが選ぶマーケティングブログのトップ30に名を連ね、Reuter、Forbs、Fox Businessなどの大手ネットワークにも配信されている。米国の有名フリーペーパーMetro USやBusinessWeekでもコラムニストとして活躍中。企業や大学での講演も多数。

(前回からの続き) パーソナルブランディングの4つのステップが、「自分ブランドを見つける」ことから始まるのには理由がある(続く3つは自分ブランドを「つくる」「伝える」「管理する」)。自分のブランドがわからなければ、それを伝えることもできない。自分ブランドとは、それによってあなたが世間に知られるものだ。あなたの名前や写真を見聞きしたとき、人々はあなたが期待するとおりの言葉やフレーズで、あなたを説明してくれるだろうか? これは5年後ではなく、今すぐ考えるべき問題だ。理由は単純。自分ブランドとは、他人につくられる前に、自分でつくるべきものだからである。

第一印象はオンラインでつくられる

 ネットでは現実よりも、イメージの方が伝わりやすい。これは脅威であると同時に、チャンスでもある。第一印象がきわめて重要であることに異論の余地はない。せっかくチャンスがめぐってきても、問題のある第一印象や誤った第一印象を与えれば、チャンスはふいになってしまう。それは仕事の口かもしれないし、講演の機会や友人かもしれない。二度目のチャンスはない。コストも手間もかけずに、大量の人やウェブサイトにアクセスできる今日ではなおさらだ。

 人々はネットで見かけた情報をもとに、あなたを判断する。その例をいくつか紹介しよう。

Google:あなたに興味を持った人は、あなたの名前をグーグルで検索する。そして検索結果のトップに表示されたサイトをクリックし、その内容をもとにあなたという人物を品定めする。もしあなたが慎重にコンテンツをつくり、SNSに参加し、独自ドメインを取得しているなら、自分に興味を持った相手が最初にアクセスするサイトはほぼ正確に予測できるだろう。そうすれば、かなりの確率で相手に良い印象を与えられるはずだ。

Facebook:私はいつも、Facebookは慎重に扱うよう助言している。何も考えずに使えば、Facebookは益より害をもたらす方が多い。たとえば企業の採用担当者は、SNSの中でもとくにFacebookで候補者の素行をチェックする。LinkedInと違って、Facebookで「プロフェッショナル」なブランドをつくるのは難しい。設定にもよるが、Facebookで人名を検索すると、その名前にマッチした名前や写真が表示される。その写真に何か疑わしいものが写っていれば万事休す。チャンスは消えてなくなるだろう。FacebookのプロフィールはGoogleの検索結果のトップに表示されるかもしれないが、その情報に問題があれば、それがあなたの第一印象になってしまうのだ。

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