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「仕事をワクワクするには?」初対面の60人が3時間語り合う

日経ビジネスオンラインの読者とワールドカフェをやってみた

2010年6月8日(火)

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 今回の一文は4月27日に公開した『「仕事をワクワクする」ためにあなたは何をしますか?』の続編である。読者の皆様に注文を付けて申し訳ないが、前の一文をまだお読みでない方はそちらに目を通してから以下に進んでいただきたい。

 4月27日公開の文章の最後に次のように書いた。

 最後にお知らせがある。「新しいことをする」「仕事を魅力的にする」「ワールドカフェ」といったことに関心のある読者の皆様、よろしければ我々が今回開催するワールドカフェにご参加下さい。概要説明はこちらにあります。「遅刻すると入れず、途中退出は不可」という催しですが、よろしくお願いします。

 上記一文が実際に公開されたのは4月27日未明である。たまたまその時、日経ビジネス本誌に掲載する原稿を書いていた。日付が27日になってから日経ビジネスオンラインをアクセスし、自分の書いた一文が公開されたことを確かめ、それから横になった。その時は、翌日ちょっとした騒動が起こるとはまったく予想していなかった。

朝一番で満席、キャンセル待ち希望メールが続々

 翌日の朝、今回のワールドカフェを発案した好川哲人氏から「参りました」という電子メールが届いた。

 好川氏が運営するWebサイトで申し込みを受け付けたのだが、朝から申し込みがどっと来てしまい、定員になったという趣旨の告知を急いで出したものの、予定していた40~50人をはるかに上回る申し込みをサイトが受理してしまったという。申し込み状況を見て、所定の人数に近づいてきたら告知を出そうとしていたが、まったく間に合わなかった。

 会場として弊社(日経BP社)の会議室をおさえていたが、100人近く来場するとなるとかなり苦しい。といって今さら会場を変更することは難しい。好川氏と相談し、次のようにした。

 ――ワールドカフェは5月19日に60人規模で開催する。60人は申し込みの先着順で選ぶ。61番目以降の方のために、同じテーマのワールドカフェを別の日に開催する――。この2回目は6月24日に開催することにした。おかげさまでこちらもすぐ満席になった。

 上記のように決めた後も、日経ビジネスオンラインの拙稿を読まれた読者から、「キャンセルはないか」「6月24日は都合がつかない。なんとか5月19日の回に入れてもらえないか」といったメールが次々に送られてきて、好川氏は対応に追われた。

 しかも、こうした申し込みのメールには、このワールドカフェになぜ参加したいのか、送信者の思いが延々と書かれていたという。

 「こんな経験は初めてです。無料とはいえ、平日の午後を丸々費やす会合に、一瞬で人が集まるとは驚きです。谷島さんの筆の威力ですね」と好川氏はメールに書いてきた。同氏はプロジェクトマネジメントやイノベーションマネジメントのコンサルタントで、セミナーやワークショップを数多く開催しているが、今回ほど短時間のうちに、しかも熱烈な参加希望者が押し寄せた例はなかったそうだ。

 確かにこれほどあっという間に参加者が集まることは珍しい。ただし、筆の力ではない。筆者もセミナーや勉強会はたびたび実施しており、Webサイトにコラムを書いて告知したことがあるが、ここまでの反応はかつてない。好川氏には「仕事をワクワクする、というテーマが良かったのではないですか」と返信した。

出席率は97%、遅刻早退ゼロ

 さて、筆者は本稿を6月3日に書いている。ワールドカフェの開催日は5月19日であったから、ざっと2週間も前に終了している。カフェの式次第を報告する一文を書かなければいけないとずっと思っていたが、なかなか筆が進まなかった。一方、主催者の好川氏は開催してから4日後の5月23日に、カフェの様子を報告する文章と写真を公開しておられる(「プロジェティスタ研究会主催ワールドカフェ報告」)。

 好川氏の本業がコンサルタントであるのに対し、筆者の本業は物書きである。にもかかわらず、この遅さは一体何だという気が自分でするが、書けなかった理由は明確である。5月19日のワールドカフェ、あれが何であったか、いまだによく分からないからだ。

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「「仕事をワクワクするには?」初対面の60人が3時間語り合う」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BP総研

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者。2009年1月から編集長。2015年から日経BP総研 上席研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官