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技術経営とスマートグリッド

技術経営をてこに“箱売り”から“システム売り”へ

  • 宮田 秀明

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2010年7月23日(金)

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 ある小さな経営者の会合が年に1、2回開かれる。私も顧問のような形で参加している。あるとき、経営者のお一人から言われた。

 「MOT(技術経営)って何ですか?」。

 「MOTを専門にするある大学の先生が、私にMOTを教えると言うのだけどね」。

 この経営者の方は、日本の経営者を代表するお一人と言ってもいい方だ。
 私は一時、MOT教育を主導していたことがある。「あるMOT専門の先生」とも協力していたことがある。私も同じように見られているのかと思って、少しだけ「顔から火が出る」ような気持ちになった。

 「今のMOTの問題は、経営をしたことがない方が経営を教えようとすることですね」。

 私はこう言って、かなり根本的なことで話は結論へ向っていった。

 本当にそうなのだ。経営経験のない人が本当の経営を教えることはできない。設計も同じだ。設計経験のない人が本当の設計を教えることはできない。だから実践経験のない大学教員が経営や設計を教えることはできない。誰もが知っている経営や設計のテクニックや作法だったら話は別だが。これらの価値は低い。

 医学や工学など実学の世界では、実践は極めて大切なことなのだ。

東大MOT教育の挫折

 2003年から3年間「東大MOT」という技術経営教育プログラムを実行した。工学部長と相談して私が中心となって行った教育プログラムだった。科目等履修生制度というものを使って社会人教育を行うことにし、カリキュラムは夜6時以降に開講することにした。もちろん大学院の学生も受講することができるようにした。講師は東大の教員と民間企業の方が半々ぐらいだった。東大をプラットフォームとして、教える側も教わる側も民間の方と大学人が混合する教育プログラムにすることが、いろいろな新しい効果を生むと考えたからだ。

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