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ソーシャルネット経済圏

このコラムについて

 かつて消費市場には、「マス(大衆)」が存在した。「中流」を別名としたそれは、大量消費・大量生産のビジネスモデルを支える存在でもあった。だが、豊かさが一通り行き渡り、社会が多様化することで、マスは徐々にその姿を変え、しまいには消滅してしまった。
 拍車をかけたのが、インターネットの登場だ。1990年代後半から急速に普及し始めたインターネットは、個人をのみ込み、さらなる多様化を進める原動力となった。匿名性を特徴とするネットでは、玉石混交の「情報」だけが行き交い、企業はますます、顧客を見失った。
 だが今、その“顧客消滅”の時代が終わろうとしている。顔の見えない情報の集合体だったネット上に突如、個人が立ち現れた。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)という、個人と個人をつなぐ“新しい社会”がネットに出現したからだ。ウェブという情報の網目が、人間の網目に変化した瞬間だ。しかもかつてのマス以上に見えやすい存在として。
 デジタル情報を身にまとっているだけに、企業が利用できる情報は膨大だ。今、マーケティングが、モノが、そしてサービスが、大きく変わろうとしている。

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井上 礼之 ダイキン工業会長