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スマートフォンで日本は強くなる

DeNA南場社長が語る「ゲームに集中するわけ」

  • 小瀧 麻理子

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2010年9月27日(月)

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 現実社会の人間関係にこだわるミクシィ、ゲームを軸に総合的なソーシャルサービス提供を狙うグリーに対して、ひたすらにソーシャルゲームの強化にまい進するのが交流サイト「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)だ。

 昨年10月に提供が始まった「怪盗ロワイヤル」の大ヒットとともに、ユーザーは飛躍的に伸び会員2000万人を突破した。

 9月以降、米アップルの多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けのゲーム開発を手がける米社に相次ぎ資本参加を決める一方で、この10月からはポータル最大手ヤフーと提携してパソコン向けのゲームサイトを本格的に開始するなど、国内外で事業の基盤強化に余念がない。さらに、ライバルのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ミクシィともプラットフォームの一部機能で連携を決めるなど、ネットワークを急速に広げている。

 ソーシャルゲームという巨大市場でナンバーワンになる――。道筋をどう描くか、10年前に同社を創業した南場智子社長に聞いた。

(聞き手は 小瀧 麻理子=日経ビジネス記者)

―― 日経会社情報によると2011年3月期は連結売上高で前期比2倍の1000億円、純利益も同2.2倍の250億円と驚異的な成長が見込まれている。躍進の理由をどのように分析しているか。

ディー・エヌ・エー(DeNA)南場智子社長

 南場 はっきりと言えるのは、ソーシャルゲームは一時的な流行で終わるものでは決してないということ。

 ソーシャル、ソーシャルと最近こそ盛んに言われるが、人間はもともと社会的で、つながりを重視する生き物。協力し合ったり、楽しく冗談を言い合ったりという、昔からある普遍的なニーズをデジタル上で、遠く離れている友達とでもできるように、人間が本来持つ社会的な面を支援するのがソーシャルゲームだ。

 昔は郵便でコミュニケーションをしていたのがいつからか電話になり、それが携帯電話や電子メールになり、そしてより人とつながるソーシャルゲームになってきた。なんら特殊な欲求ではない。いまさら郵便がメインのコミュニケーションに戻ることはないように、不可逆的なコミュニケーションの進化の流れの中でソーシャルゲームが伸びてきている。

 当社に関して言えば、「怪盗ロワイヤル」も含めてゲームのラインアップの豊富さがユーザーに受け、ハードコアのゲームユーザーからそうではない人まで幅広く獲得している。だが、潜在的な市場はまだまだ大きく、もっともっと広げることができる。

ミクシィと共存できる

 ヤフーと提携したのもそのためだ。10月1日からパソコン向けゲームは「Yahoo!モバゲー」で本格的に提供する。ヤフーと組むことで、これまで少なかった40~50代も取り込んでいくことが可能になる。今後は、携帯電話、パソコン、スマートフォンなど様々なメディアでゲームを提供し、移動しでもどこでも活用してもらえるようにする。まだまだ国内の会員を増やせる。

―― ミクシィは現実の人間関係に即したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)運営にこだわり、ソーシャルゲーム中心のSNSとは一線を画している。

 ミクシィの戦略はライバルのSNSとして尊敬しているし、共存できる。モバゲーのゲームもミクシィの会員向けに提供している。

 しかし、当社の優先順位はあくまでもソーシャルゲームのプラットフォームでナンバーワンになること。ミクシィのように交流サイト上の知人・友人関係(ソーシャルグラフと呼ぶ)を外部に開放しようとも現状では思わない。やはり持ち味、独自性をはっきりさせて打ち出したい。

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牛島 信 弁護士