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「どうでもいいことCC部下」は嫌われる

  • 平野 友朗,直井 章子

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2010年12月1日(水)

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 ビジネスパーソンが1日に受け取るメールは、平均90.2通――。著者(平野)が代表取締役を務めるアイ・コミュニケーションが実施した、メールの利用実態調査の結果だ。迷惑メールを除いた平均の受信通数は、66.9通にのぼる。

 これほどメールの通数を増やしている原因の一つが、「CC」の多用だ。

 CCとは「carbon copy」の略で、メール送信先の指定方法。TO(あて先)が「その人に向けてメールを送っている(返信を期待する)」ことを示すのに対し、CCは「念のため知らせておく」といった意味合いを持つ。

 CCが使われる代表的な状況が、自分の仕事の状況を部下が上司に知らせる場合。例えば、取引先とやり取りしているメールのCCに上司を入れておくことで、取引先とどのような交渉が進んでいるのかを上司にも伝えられる。いちいち上司あての報告メールを書かなくても状況を伝えられて便利だ。また、上司にとっても、部下の仕事をリアルタイムで把握できるという利点がある。

 ただ、むやみやたらにCCを利用するのは逆効果だ。

* * * * * * * * * * * *

 ここは、都内某所にあるビジネスメール研究所。メールマナーのスペシャリストである平野所長は、世間で日々やり取りされる膨大なメールの分析に励んでいる。彼をサポートするのが、ちょっと辛口だが優秀な部下、直井研究員。分析対象のメールにあれこれあだ名を付けるのが、彼女の特技だ。今日もビジネスメール研究所に、そんな困ったCCメールが飛び込んできた――。

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