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ソーシャルメディア革命元年

企業と人はこれをどう活用するべきか

  • 小林 慎和

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2011年1月6日(木)

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 「ソーシャルメディア」は、産業革命、情報革命の次に来る革命に成り得るのか?

 この疑問を抱いている人は少なくない。筆者は今、この疑問に対して強く「YES、成り得る」と答えることができる。

 本コラムでも、ツイッターを始めとするソーシャルメディアの可能性について、いくつかの記事を紹介してきた。『ツイッターと「ノマドな人」がもたらす変革』、『もう検索はしない! Twitterが可能にした「出現する才能」』、『次世代人材は、待っていても現れない』などである。

 今回は、新春第1弾の記事ということで、ソーシャルメディアが起こす革命を次の3つの観点からまとめてみたいと思う。

[1] 個人の成長を促進するツールとしてのソーシャルメディア
[2] 企業の次世代型人材採用戦略として活用するソーシャルメディア
[3] 企業の成長戦略として活用するソーシャルメディア

個人の成長を促進するツールとして

 人が成長するために必要なことはなんであろうか。学力か、記憶力か、話術か、英語力か、MBAか。これらはあって決して困るものではないが、成長やキャリアアップのための要素に過ぎない。人が成長するために、最も必要なこと。それは自身にとって、「凄い」と思える人との出会いである。

 今多くの社会人や、そして日本そのものも低迷に喘いでいるのは、自身にとって目指すべきロールモデルを見出せずにいるからだ。身近にロールモデルが存在しない。目指すべき方向を見出すことができない。初めに進むべき1歩がなかなか決まらない。ゆえに、その場にとどまり低迷している気持ちとなる。

 200人。とある人類学者がこんなことを研究発表している。人が人足らしめるには、1日200人の人と会う必要がある。人間性を養うには、1日200人との関わりが必要なのである。関わると言っても、見るだけも良い。髪型を見る。表情を見る。声を聞く。ファッションを見る。考えを聞く。会話を交わす。意見を戦わせる。スポーツをする。

 200人が持つそれぞれの多様性を確認することで、自らとは何者なのか。世界の中での自分の位置付けを理解できるようになる。その現在地を把握できることで、次に進む1歩が見いだせるわけである。

人を成長させるのは「凄い」人との出会い

 人を成長させるのは、自身にとって、「凄い」と思える人との出会いである。ここ数年社会人として苦しんでいる人に問いたい。あなたは、2010年に自身の業界とは全く異なる社会人や自身の世代とは全く異なる世代(シニアでも若年層でも、高校生でも良い)200人と議論を交わしたことがあるだろうか。

 毎日の業務に追われ、毎月の営業成績の数字ばかりを気にし、残業に次ぐ残業で会社の業績も自身の給与も伸び悩む。そんな今目に見えている現実だけを見て、ため息をつく日々を送ってはいないだろうか。

 2011年、1つ次の目標を掲げてみてはどうだろうか。「自身の業界とは全く異なる、または世代が全く異なる社外の人200人と会い議論する」。1カ月に16人、1週間で4人の計算だ。業務の中の取引ではなく、これだけの人と出会うのはなかなかに難しい。そこで活用できるのが、ソーシャルメディアである。

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