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ソーシャルメディアで会社の原点に回帰

「良品計画」の巻、ツイッターで得た知見をフル活用

2011年4月19日(火)

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(第1回 「味の素」の巻 を読む)
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 日経ビジネスと日経ビジネスオンライン、日経デジタルマーケティングは共同で、別冊『フェイスブック 仕事で使う、会社で活かす』をまとめた。このコラムでは、その関連記事を掲載していく。第4回は、良品計画のフェイスブック活用事例。

 顧客とともに商品開発する――。

 これこそ良品計画が持つ強さだった。しかし最近、その原点を忘れつつあった。同社にとってソーシャルメディアは、販促をしたりブランディングをしたりするアイテムではなく、「無印良品という存在は何か」を常に意識するのに欠かせざるものになりつつある。「ツイッター」でソーシャルを知り、「フェイスブック」という新たなメディアで顧客との新しい関係を築き、会社の原点回帰を目指している。

 良品計画が展開する「無印良品」のツイッター公式アカウントには13万人以上のフォロワーがいる。フェイスブックページにも既に3万人以上のファンが登録している。いずれの数も、日本企業の中でもトップクラスに位置する。

「オーケストラのようなメディア」

 同社の奥谷孝司WEB事業部長は、ツイッターが「即興演奏のようなメディア」なのに対し、フェイスブックは「オーケストラのようなメディア」と表現する。 ツイッターでは、ユーザーからの問いかけに対して、140字という限られた文字数で的確な返事をする「ツイートセンス」(奥谷氏)が求められるという。つまりリアルタイムの即興性が必要になる。

 一方、フェイスブックページは自社でいかようにも組み立てることができる。自社サイトにあるコンテンツを転載する、またはそこでアンケートを実施する、あるいはEC(電子商取引)サイトの機能を持たせる――といった具合だ。

 だから「利用する狙いに合わせて、掲載する情報を腰を据えてじっくり考えられるオーケストラのようなものだ」と奥谷氏はフェイスブックを捉えている。

画像のクリックで拡大表示

 こうした違いが生まれる理由は、フェイスブックが持つ特徴にある。「トリプルメディア」と呼ばれる3要素をすべて兼ね備えることで、オーケストラになり得るわけだ。オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアの3つである。

 オウンドメディアは、自社で“所有”するメディアのこと。自社で運営するコーポレートサイト、ECサイト、会員組織化されたメールマガジンなどが当てはまる。自社で運営するので掲載する情報や、掲載する時期、修正・公開の停止など、すべてをコントロールできる。

 アーンドメディアは評判や信用を“得る”メディアを指す。クチコミサイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのソーシャルメディアがこれに分類される。ソーシャルメディアの利用者が広がることで、ユーザーからユーザーへと評判が伝播するスピードを加速させている。

「Facebook活用最前線」のバックナンバー

一覧

「ソーシャルメディアで会社の原点に回帰」の著者

中村 勇介

中村 勇介(なかむら・ゆうすけ)

日経デジタルマーケティング編集記者

日経ネットマーケティングの編集を経て、2011年2月から日経デジタルマーケティング編集部に在籍。デジタルマーケティング業界の進化のスピードの速さに追われながらも、時流に沿った企画を考えている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授