• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

波乱のセ、「2強4弱」のパ、データで占う後半戦の行方

得失点差に基づく“実力”が発揮されれば大逆転の可能性も

  • トラ次郎,データスタジアム(監修)

バックナンバー

2011年7月29日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 こんな展開になるとは思わなかった──。

 今年のプロ野球。前半戦が終了した7月20日時点で、セ・リーグはここ数年ペナントを争ってきた中日、阪神、巨人の3強がいずれも負け越す異例の事態。そうした中、伏兵のヤクルトが勝率6割1分3厘で独走している。骨の髄から阪神ファンの私としては、腹が立つやら、情けないやら、複雑な気持ちだ。

セ・リーグ 2010年の成績
  試合数 勝数 敗数 引分 勝率
1 中日 144 79 62 3 .560
2 阪神 144 78 63 3 .553
3 巨人 144 79 64 1 .552
4 ヤクルト 144 72 68 4 .514
5 広島 144 58 84 2 .408
6 横浜 144 48 95 1 .336

セ・リーグ 2011年前半戦の成績(7月20日時点)
  試合数 勝数 敗数 引分 勝率
1 ヤクルト 71 38 24 9 .613
2 中日 72 34 36 2 .486
3 阪神 71 34 36 1 .486
4 巨人 74 32 38 4 .457
5 広島 71 30 36 5 .455
6 横浜 75 25 44 6 .362
パリーグ 2010年の成績
  試合数 勝数 敗数 引分 勝率
1 ソフトバンク 144 76 63 5 .547
2 西武 144 78 65 1 .545
3 ロッテ 144 75 67 2 .528
4 日本ハム 144 74 67 3 .525
5 オリックス 144 69 71 4 .493
6 楽天 144 62 79 3 .440

パリーグ 2011年前半戦の成績(7月20日時点)
  試合数 勝数 敗数 引分 勝率
1 ソフトバンク 75 47 23 5 .671
1 日本ハム 72 47 23 2 .671
3 ロッテ 73 34 35 4 .493
4 楽天 75 33 38 4 .465
5 オリックス 76 33 39 4 .458
6 西武 73 28 43 2 .394

 一方のパ・リーグも、ソフトバンクと日本ハムが勝率6割7分1厘と同率首位で前半戦を終了。あとの4チームは揃って負け越しで、「2強4弱」の状態が鮮明になっている。

 オールスターゲームを挟んで、パは25日、セは26日から後半戦が始まった。パはこのまま2強の一騎打ちとなるのか。セはヤクルトが逃げ切るのか。我が愛しの阪神には、「メークドラマ」で奇跡の逆転優勝を──。いや、これは憎き巨人の元監督、長嶋茂雄の言葉だったな。

 そんな御託を並べているお前は何者だって? よくぞ聞いてくれた。私の名前は……。おっと危ない、本名をつい明かしてしまうところだった。いや、私は別に怪しい者ではない。これでも実に堅い商売をしている。大きな声では言えないが、大手会計事務所に勤める公認会計士だ。

 オタクと言われるほどのスポーツ好きであることに加え、本業で培ったデータの分析力を買われて、こちらのサイトでプロスポーツの試合や選手をデータで分析するコラムを書かせていただくことになった。でも、勤務先が厳しいこともあって、本名を明かせない。だから、ペンネームを使わせてもらう。トラ次郎って、あの長寿映画の主人公みたいだけど。

データから見える試合や選手の“意外”な姿

 データの分析というのは実に面白い。本業の会計士の仕事でも、企業の財務データを詳細に見ていくと、その会社の意外な実像が見えてくる。例えば、世間では優良企業と見られている会社の財務がかなり傷んでいるとか。おっと、これ以上話すとうっかりクライアントの名前まで漏らして、守秘義務違反になりかねない。気をつけないと。

 話を戻そう。企業の財務分析と同様に、スポーツでもデータを分析していくと、観戦中に受けた印象と全く異なる試合や選手の“実像”が浮かび上がってくる。そんなデータ分析の醍醐味をこのコラムで皆さんと分かち合えたらと思っている。

 本業はあくまで会計士なので、このコラムで分析するデータは、データスタジアムさんにご提供していただく。同社は、野球やサッカーなどの試合のデータを分析して、プロチームやテレビ局などに販売するビジネスを手がけている会社。自社開発したソフトを使って分析したデータは、プロ野球やJリーグでも複数の球団やチームが利用しているという。何とも心強い味方だ。

 さて、口上はここまでにして、今回は手始めにプロ野球の前半戦のデータを分析しながら、後半戦の行方を展望してみたい。

コメント10

「会計士・トラ次郎のスポーツ分析学」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

実は事業継承の覚悟って、そんな大それたものではないんですよ。

高田 明 ジャパネットたかた 創業者