• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

韓国戦“大勝”の裏で急浮上したザックジャパンの懸念

W杯アジア3次予選の直前で灯った黄信号

  • トラ次郎,データスタジアム(監修)

バックナンバー

2011年8月31日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「おおっ、また決めたよ」

 後半8分。ディフェンダーの駒野友一のシュートを韓国代表のゴールキーパーが弾く。こぼれ球を、負傷の岡崎慎司に代わって入った21歳の新鋭フォワード、清武弘嗣が左足で落とす。本田圭佑(フォワード)がトラップせずに左足でシュート。こうして2点目が入ったのはわずか2分前のこと。

 中盤で韓国選手からボールを奪取した日本の選手たちがパスをつなぎ、本田からボールを受けた香川真司(フォワード)が、右サイドに開いていた清武の前に正確なミドルパスを通す。清武が中央に折り返したボールを、ゴール前に走り込んだ香川がダイレクトでシュートし、自身この日2ゴール目を決める。立て続けのゴールに、札幌ドームは大歓声に包まれた。

後半10分。この日自身2点目となるゴールを決めて喜ぶ香川真司

 終わってみれば、3―0の大勝──。アジアの宿敵、韓国とは今年1月のアジアカップ準決勝でも対戦し、延長戦の末にPK戦で勝利を収めていた。しかし前後半合わせて90分余りの通常の試合時間内で勝利したのは、2005年8月の東アジア選手権でジーコジャパンが1―0で下して以来、実に5年ぶりのことだった。

3―0の“快勝”に酔いしれたが……

 8月10日のあの劇的な勝利からしばらくの間、余韻に浸っていたのは私だけではないだろう(試合後に大騒ぎしていた私の同僚たちもそうだった)。

 今週の金曜日(9月2日)に埼玉スタジアムで行われる北朝鮮戦で幕を開けるワールドカップ2014年ブラジル大会のアジア第3次予選に向けて大きな弾みがついた──。

 と、かなり浮かれていた私は、データスタジアムさんから提供されたデータを見て、急に不安にとらわれた。「これは安穏とはしていられない」。北朝鮮戦を目前にして、私の脳裏に初めて黄信号が灯った。

 いったいあの試合のどこに問題があったのか。それを詳しく見ていく前に、韓国戦当日に公開した本コラム(W杯予選直前の最後の試金石! 韓国戦の“見所”)で指摘した、アジア3次予選に向けての3つのチェックポイントを振り返っておこう。

 それは、(1)どのようなフォーメーションで臨むか、(2)守備の中央をロングボールで攻められた時にうまく対応できるか、(3)攻撃で相手の背後をうまく突けるか──の3点だった。

 このうち、(1)のフォーメーションについては予想通り、アルベルト・ザッケローニ監督が得意とする「3―4―3」ではなく、日本の選手たちが岡田ジャパンの時から慣れ親しんできた「4―2―3―1」が採用された。だから、この点についての不安はすぐに解消された。試合が進むうちに懸念されたのは、(3)の攻撃面でのポイントだった。

コメント1

「会計士・トラ次郎のスポーツ分析学」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長