• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

クラウドが実現するスピードと柔軟性

環境変化の加速と従来型ITの課題に対応する

  • 沼畑 幸二

バックナンバー

2011年9月13日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 世界経済の重心は、先進国から新興国へとゆるやかにシフトしつつある。日本企業の多くが、海外の成長市場に向けて経営の舵を切り始めた。一方の国内市場でも、企業は構造的な変化への対応を迫られている。様々な産業で従来型ビジネスモデルの有効性は薄れており、企業はイノベーションと新たな収益を求めている。

 国内外での激しい競争を勝ち抜くためには、進化し続けるほかない。ライバルの後追いではなく、リスクを負って新しいビジネスに挑む企業こそが大きな果実を収穫することができる。

そんなスピード感では勝てない

 新たな試みに成功すれば、素早く資源を投入して攻める。結果が期待値を下回ればタイムリーにテコ入れ策を講じるか、もしくは大きなダメージを被る前に撤退する。こうした柔軟かつスピーディーな経営を実現するためには、それを支える仕組みの1つであるITにも同等のスピードと柔軟性が求められる。

 従来のIT導入では、既存の業務要件に合わせたシステム開発が広く行われてきた。とりわけ日本企業は長年培ってきた既存の業務プロセスへの想いが強く、ERPなどのパッケージ製品を採用した場合にも、大幅なカスタマイズや追加開発を施すケースが少なくない。そのため、ITの導入に1年、2年という時間がかかることも珍しくなかった。

 このようなスピード感では競争に勝てない――。そんな意識は現在では、多くの経営者に共有されているのではないだろうか。1年かけてシステムを刷新しても、1年後のビジネス環境は現在とはまったく異なっているかもしれない。もちろん、その企業の戦略も変わっている可能性がある。

 そんな問題意識を持つ企業に対して、クラウドコンピューティングは現実的な経営のオプションを提示している。

クラウドでプラグイン型ITを実現

 自社保有のITを導入する場合、ITインフラだけを見ても、ソフトウエアやハードウエアの要件定義から調達、環境構築までに通常は1カ月から3カ月かかる。これとは別に業務要件定義とアプリケーション設計・開発・データ移行・テストなど、それ以上に時間を要する。

 これに対して、クラウドならITインフラであれば、1週間程度、場合によってはすぐに利用が可能だ。ハードウエアとソフトウエアの調達、環境構築などにかかる時間を大幅に短縮できるからである(図1参照)。

 このようなクラウドの特性が、ビジネスニーズに対するITの対応スピードを高める。これまで拠点を持たなかった地域に進出する際、あるいは新規ビジネスを立ち上げる際、その経営基盤としてクラウドは有力な選択肢になるはずだ。

コメント0

「クラウドの本質」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トップの身の丈が組織の限界を作る。

多田 荘一郎 GEヘルスケア・ジャパン社長兼CEO