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「持たない経営」で企業競争力を高める

業務とITを併せ持つ「業界共通クラウド」へ

  • 沼畑 幸二

バックナンバー

2011年10月11日(火)

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 前回まで、クラウドがビジネスにもたらす様々なメリットについて述べた。企業はそのメリットを認識したうえで企業ITへのクラウド活用に向けて動き出している。今や、クラウドはITの有力なオプションの1つとなった。

クラウド活用の4つのステップ

 企業におけるクラウドの活用レベルは、ステップアップしつつある。その進化のステップを、私たちは4段階でとらえている。(図参照)

 第1ステップは「試行」で、ノンコア領域に対してクラウドをどちらかというと試験的に使ってみようという段階。

 ノンコア領域とは、ほとんどの企業が業務を遂行する上で必須なIT機能でありながら、企業ごとでの特殊性を持たず、同じサービスとして利用できる領域を指す。ここでは企業内ITとの密接な連携はせず、ある程度独立して利用できるメールなどのコミュニケーション基盤やポータルやナレッジデータベースといった情報管理基盤などが主な対象となる。

 既にこれらは試行という段階を超えて、全社の共通基盤として利活用し始めている企業が増えてきている。

 第2ステップは「機能切り出し」である。ユーザーがシステムをいつでもどこでも利用できることが必要な業務機能や広域からの情報収集などで、具体的には顧客管理や案件管理、経費精算や旅行手配などのセルフサービス、在庫照会などの基幹業務のフロント部分などが対象となる。

 現時点ではクラウドで特定の業務領域を丸ごと入れ替えるというよりも、ネットにつなげればいつでも利用できるクラウドの特性を生かし、企業ITとのハイブリッドで活用するケースが多い。

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 第3ステップは、「業界共通」のクラウドである。これは業務に必要となるアプリケーション(場合によっては業務も含めて)を業界で共有するクラウドサービスを意味する。

 そして第4ステップである「社会基盤」では、様々な企業がクラウド上で連携し、多様なビジネス活動を行う。これについては次回に詳しく述べたい。

 今回は、第3ステップの業界共通クラウドにフォーカスして、クラウドを活用したビジネス変革について事例を交えながら考えてみよう。

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