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「クラウド」と「モバイル」で実現する豊かな社会

「業界共通」から「社会基盤」へと進化した先には

  • 沼畑 幸二

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2011年11月1日(火)

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 前回、「業界共通」クラウドの可能性、そのメリットについて説明した。

 クラウド上のITサービスを複数の企業で共同利用することで、その“ワリカン”効果によりITコストやオペレーションコストを削減できるだろう。加えて、制度変更や規制対応の際も、今までのように自社ですべてを負担することなく、少ない費用で素早く対応が可能となるだろう。

 こうしたメリットを享受したいのであれば、企業は限られた資源を投入し競争すべき業務領域と共有化することで効率化すべき業務領域を見極めておくことが必要だ。

FacebookなどのSNSと連携

 さて、こうした業界共通がクラウド活用の第3ステップとすれば、次の第4ステップは「社会基盤」クラウドである。(図参照)

 これは先の特定業務や業界特化型のクラウドというより、企業の垣根を越え、さらに様々な業界を横断し、業務やサービスを相互に利用したり、そこでビジネスを展開したりする社会基盤を指す。社会基盤クラウド上で多くのプレーヤーが協業し、コミュニケーションを取りながら効率的にアウトプットや顧客サービスを創出するのである。

 Linuxというコンピューターのオペレーティングシステムの開発をイメージすると分かりやすいかもしれない。世界中の開発者がクラウド上で議論し、協業することでソフトウエアの開発や改良が進められている。これは、社会基盤クラウドの前段階と言えるだろう。同じようなことが、ほかの産業分野でも起きつつある。

 例えば、メーカーとサプライヤーがクラウド上でCADなどの情報を共有しながら、新商品を設計・開発する。このクラウドには営業やマーケティングの担当者、あるいは世界各地の研究者などが参加することもあるだろう。消費者のコミュニティーやFacebookなどのSNSと連携すれば、商品企画の面白いアイデアが得られるかもしれない。

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